リモートワークと保育園の問題を書いています

コロナウイルスが問題になっていますね。
出社の危険性と絡めて、話題のテレワークですが、
GMO は4000人もの社員を大手企業で最初に完全にリモート化したいう話。
すごい会社だなぁと感服ですね。4000人ですよ。

さて今回の本題ですが、リモートワークと保育園について書きます。

なお、ワタシは現時点リモートワークとテレワークにあまり境界線を持たずに考えていますので、ご了承ください。

私の子供は今保育園&小学校に通っています。
私はリモートワークです。ほぼ完全です。
顧客に会う時か、外で仕事したい気分の時以外は自宅で作業します。
チャットツールや、 メールでほとんどの仕事は終わります。
電話も通常は1日せいぜい数回。
ほぼ一人で作業する日々です。

保育園と小学生の子供がいます。
リモートワークとはいえ、保育園生の子供が 家にいたら全く仕事になりません。たまに発熱や急な怪我などで子供が家にいることもありますが、 ほとんど仕事には手がつきません。 5分おきに呼び出され、仕事の邪魔をしてきます。
これは仕方がないことです。

リモートワークを業務外と判断する保育園

そんな折、 保育園でリモートワークが認められていないということがわかりました。 とあるママさんは事情があり、午前中にリモートワークし、会議があるため午後から出社したら、偶然保育園関係者に会ったそうです。
そこから「業務外なのに子供が登園しているぞ」という判断をされ、
保育園から注意をうけることに。
仕事をしていたのに?なぜ?と抗議に発展しました。

やはり、そういう問題は他でもあったようで、その後、保育園ではリモートワーク、テレワークを完全否定はできなくなったようです。

家にいる=仕事していない という考え

企業はリモートワークを認めているのに、 自治体や団体が認めない。
ひどい場合、家族や身内も認めない。 そんなことが起こっています。
これは全て情報不足や頭の固さ、常識にとらわれているということから起こる問題だと思います。
「家にいるから仕事していない」という間違った考えが、色々な人のチャンスを制限してしまうのです。

自治体も企業もリモートワークを認めるしか無い

保育園も自治体も企業も、おそらく時間の問題です。
方向性として正しいことですので、誰にも止める事はできないと思います。
ただ、ワタシはいま、あえて保育園にはリモートワークを通知していません。
理由として、面倒だからです。
もし言えば、根掘り葉掘りきかれるでしょうね。

汚いやつめ、と罵られても、

すくなくても6月までは絶対いいません。

なぜ6月かって?
公立保育園の更新時期ですからね。この時期は年間の書類提出時期です。

クレームによる交渉力を上げろ!と日々言っているワタシが矛盾しているように
思えますが、なぜ言わないか、理由はこれです。

はっきりいって時間の問題です。

今後、どうしても強固に指摘されたりしたら、戦いますけどね。
いまのところは大人しくしてれば不便もないので、リモートワークの恩恵に預かりながら様子見をしています。

日中、近所で知り合いにバッタリ時のきまずさ問題はこのように対処します。

仕事してないと思われてしまう寂しさはありますね。
お昼自宅近所を移動していても、仮に知り合いに会おうもんなら
「あれ?仕事は?」って顔されます。

ワタシは自営の会社の銀行が近所にあったりしますし、ちょっと遅めのアポイントだと昼ぐらいから移動します。そんなときに限って知り合いに会うんですよね。最初はそれこそ泥棒のようにコソコソしていました。笑
ただ、慣れてくると「いや、別に仕事してるし」という自信がついてきましたので今は平気です。
いちいちそれを説明するのも大変ですが、ビクビクしていると怪しまれますので
その時はさらっと説明するようにしています。
もしこんな事が心配でしたらお気になさらず。慣れます。
くれぐれも知り合いに気が付かないフリして逃げるようなことはしないほうが良いですね。かえって怪しまれますので。悪いことしているわけではありませんから。

ここまでがリモートワークと保育園についてのワタシの経験値と感想と現在です。
ここからはではリモートワークやテレワークをどう考えるかを書いていきます。

リモートワークへの周りの意見

私は「リモートワークをしている」と言うと、 知人友人から「楽でいいね」と言われたことがあります。 ちょっと嫌味も入っているかもしれませんがね…。

そうなんです、リモートワークは楽なんです。
何が楽って 、通勤する必要がありません。
会社でくだらない会話をする必要がありませんし、
くだらない会議にも出る必要はありません。
極端言えばお風呂入りながら仕事もできます。
さすがにそれはしないとして。

リモートワークのハンパない自由度

そんなわけで、 当然ですがものすんごい自由度が上がります。
仕事のメールをしながら、洗濯機をまわすことや、食洗機をまわすことはカンタンです。フル出勤で働いていた時とは全く違います。

これはケースバイケースですが、子供の習い事にも平日から時間を使える
という時間も出来てきました。フル出勤では考えられないことでした。

リモートワークへの抵抗感

ただそんな私も最初は 自宅で仕事しているということにものすごく抵抗がありました。なんだか「働いていないような錯覚」に陥ります。
20年も普通に働いていると、そういう固定概念ができてしまいます。
それを考え直す事ができたのは、 非常にありがたいことでした。
アタマが固まってしまうんですね。

リモートワークと身内

そのためには自分の身内との関わり合いが非常に重要です。
夫婦であれば、 パートナーが嫌がる可能性も高いです。
パートナーが勤める企業がリモートワーク禁止の場合や、 リモートワークによって収入が減る場合はなお危険です。
パートナーや家族との地道な話し合いが必要になります。交渉も必要になります。

収入が減るのは許さないというパートナーもいるかもしれません。
その代わり、家事はここまでやるから、などと良い条件を出して交渉してでも試してみるべきだと思います。いずれはパートナーもきっとなれます。

リモートワークは支出が減る

リモートワークは収入は一時的に減るかもしれません。
通勤手当や残業代など、福利厚生が高い企業にお勤めの人は違和感あるかもしれません。

ただリモートワークはかなり支出が減ります。
その例としては以下の通りです。

  1. 洋服をたくさん持つ必要がなくなる。
  2. 昼食代がかからなくなる。
  3. 利用していたサービスや物などが削減できる。

大きくはこのへんですかね。ちょっと抽象的な言い方にはなりましたが、 例をあげてみたいと思います。

1,洋服
毎日対外的な状態でいる必要がなくなるため、 洋服も痛まなくなります。
洋服は使えば当然、洗濯やシワ取りと手間が増えます。
クリーニング回数も増えます。
リモートワークですと、たくさん持つ必要はなくなります。
出社していれば、毎日さすがに同じものは来られないということでバリエーションを増やさざるえませんが、仮に週に一度しか会わない人であればその必要もなくなります。このコストはおしゃれ意識が高い人には非常に大きくなると思います。

2、昼食代
外に出る以上、 昼食は外で食事をするしかありませんので、外食費がかかります。 節約意識の高い方でしたらお弁当を作るかもしれません。
お弁当はコスト効率は良さそうですが、時間効率がかなりかかります。
よほど得意な方なら別ですが、私のような料理苦手なタイプですとお弁当持参はかなり非効率です。
ブログカテゴリ:料理が苦手

そして夜と同じものを食べるとか、テンション落ちますよね?
自宅で食事をすることができますので、 簡単に好きな物を作ることも可能です。
ワタシは鶏肉だけ焼いて食べたりします。焼いて食べ終わるまで20分~30分かかりません。しかもその間、仕事もできます。
お弁当OK派の方であれば、夜のものを食べてもいいですね。

ただ不思議なことに、私の場合は、 リモートワークでは邪魔が入らないため、集中力が上がるので、食事はあまりしないことが多いです。
簡単に甘い物をつまむ程度とかです。
「ランチタイム!どこいこうかしら!」という拘束から解き放たれるときの気合も入りません。拘束されてないので。

合間で食べよう、という程度です。大きく言うと、ランチタイムはどうでもいい、という感じです。

それに忙しい時やまともなランチが食べたいときは、Uber Eatsで頼んでしまいます。
買いに行く手間もなく、美味しいものも食べられるため、気分的にも時間的にも効率的になります。

オフィスがあるような繁華街で美味しいランチを食べれば、コストも結構かかりますよね。コーヒーついて1,000円とかざらですよね。家だからって遠慮なく、たまにUberくらい頼んだって問題ありません。

3、時間を短縮するためのサービスや、 ものの削減ができる。
例えば、出勤をする時に 忘れ物や子供や家族のトラブルで、 走り回ったりタクシーに乗ったりしたことありませんか。
ワタシはしょっちゅうでした。あはは。

朝急ぎすぎて、駆け込み乗車していませんか?
始業時間ギリギリに会社に着いて、周りの人に「いつもギリギリの人イメージ」持たれていませんか?

そんなこんなで「朝の時間は一般の時間の3倍の価値がある」と言われていますが、 出社時間を守るためにタクシーその他コスト、または精神的負担を感じることはたくさんあると思います。
ワタシはフルタイム時代、始業時間ギリギリに飛び込む、というのが嫌いで、タクシー使ってでも余裕を持って出社していました。
ギリギリの人って、自分からみても「この人仕事大丈夫?」って思い、どうしてもマイナスイメージだからです。

先程の保育園の話になりますが、保育園のお迎えも毎日戦いでした。
時間が間に合わない!電車を降りるとダッシュで保育園へ向かってました。
「いかん、今日は走っても絶対保育園のお迎えに間に合わなーい!」という理由でタクシーぶっ飛ばしてました。
子供の病院いかなきゃ!って保育園帰りだとギリギリです。
タクシーでぶっ飛ばしてました。
なんのために働いたかわからん…という状態です。

本当に忙しいこともありましたが、上司のお小言や伸びすぎた打ち合わせなど、仕事が遅くなる理由は結構くだらん理由がおおかったですね。

余談ですが、ワタシは 通勤中の大きな駅で、急いでいる男性に突き飛ばされている女性の姿を見たことがあります。恐ろしい話です。

コロナウイルスじゃないですが、人は集まりすぎるとロクなことがないのかも知れませんね。

忙しいママさんは、こんな問題ありませんか?
ワタシはめちゃくちゃありました。

忙しすぎて外食が増えてしまったりしていませんか。
私は外食肯定派ですので、外食することは全く無駄な費用とは思っていませんが、 節約志向の高い方にはこれがストレスになる可能性があります。

忙してくて夜寝るのが遅くなっていませんか。
自分の睡眠時間平均4時間なんてなってませんか?
そんな生活していたら、カラダこわしちゃいます。

自分だけでなく、仕事で帰宅が遅くて、子供も寝かすのも遅くて、寝不足の子供がいつも体調を崩したり、機嫌が悪くなっていたりしませんか。

さらに副産物として、子供の機嫌のために、YouTube 過剰に見せたりゲームを買ったりと悪循環を繰り返していませんか?

全て悪いこととは言えませんが、多忙な人は、自分が忙しすぎる事において、我慢したり過分な消費するということで、それを補っている傾向があるのではないかと思う時があります。ワタシもそうでしたし。
多忙が悪いということではなく、リモートワークによる時間の使い方の変更、色々な問題を改善するきっかけになるのではないでしょうか。

総合的にみて、

リモートワーク(テレワークも)はチャンスがあればやるしかないとワタシは強く思います。

リモートワークを体験することで、固定概念をほぐすことができるという事も体験しました
もし今リモートワークのチャンスがある方がいたら、 是非トライしていただきたいです。 見たこともない新しい家電製品やコスメに出会ったような、素晴らしい体験ができること間違いありません。

多少出勤より雇用条件が悪くても、最低でも通勤時間の往復2時間分は仕事や自分の時間へ使うことができるようになります。もっと長い人もいますしね。これは非常に恩恵が大きいです。

リモートワークは心が平穏になります。
【これはでかい】

リモートワークのメリットはいろいろありますが、活動による精神への影響が平穏になることではないか、最近思います。
私はどちらかと言うとイライラしやすいタイプです。
自慢じゃありませんがワタシは精神的に不安定な人間です。

リモートワークで通勤がなくなるということで、行動と精神がかなり平穏になりました。しかも朝の時間は特に重要ですよね。

リモートワークという新しいスタイルによって、朝の地獄の通勤から離脱したため、毎朝のように気分が上下する感覚がなくなりました。
通勤時間はだいたい、良いことがありません。
ワタシはクレーマーなので、やられたらやり返しますし、マナーを守らない人にはいつもイライラしていました。

特に出勤時、これから仕事なのにイライラするのは、最低です。
割り込み、雑音、香水などによる異臭、知らない人との異常な密接、不快な温度、最近ですとコロナウイルスなどの心配、冬はインフル、そして春なら通勤による花粉症への影響が大きい。
なんで通勤していたんだろう、と不思議に思うくらいです。

自分の気分が下がる率が減ったことで、平穏な気持ちを維持できるようになってきました。まだまだですが、随分変わったと思います。自分自身を見直す機会が持てるようになりました。

リモートワークの結果、仕事量は変わってません

気になるところですが、通勤型でもリモートでもあまり変わらないです。
ワタシはオフィスも一応持っています。共有型ですがオフィス出勤することも可能です。ただ、慣れてくると自宅仕事と比べても効率は全く変わらないんです。
むしろ邪魔が入らない分、集中が継続するので、仕事だけでも良い面はあります。

会社の強制テレワークでなくても、チャンスがある方は、 一度検討してチャレンジをしてみてほしいです。
同僚がこの手の相談を上司としていたら、それに乗っかるとか良いですね。
例えば、会社との交渉でまずは一週間だけとか。 3日だけとか。
電話をよくお使いになるお仕事なら、電話代だけ会社に補填してもらえるように交渉するとか、たくさんかけても大丈夫なプランに入るとか。
仮にまったく交渉に応じない会社は、冗談抜きで転職を考えてみてもいいかもしれません。

ワタシは女性ですので、女性目線がとても強いですが、子育て中の女性の生き方の一つとしてリモートワーク、テレワークをぜひ検討していただきたいです。

最後までお読み頂きありがとうございました。

とても参考になる動画をご紹介します。
YouTube でホリエモンさんがテレワークについて話しています。
GMOのテレワークの取り組みにたいして
「これは GMO の試み」と発言していました。
そして、結果として、出来ない社員のあぶり出しだ!とも。
詳しくは下部に張ってあるホリエモンさんの動画をご覧ください。
考えることが凄すぎますね。

リモートワークへの勇気と関心が湧く、ホリエモンさんの動画です。ぜひ。