多すぎるゴミ箱は断捨離の敵・モノ減らしとゴミ箱の関係を考える【断捨離停滞対策】

いわゆる「断捨離」を目的とした、そのプロセスにいそしんで、早2年が経つくれこです。

大好きな100円ショップとの付き合い方も見直しました。

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おかげさまで、ずいぶんと家のモノが減り、快適になったと満足しています。
ちょっと自己満足かもしれませんが、いいんです。まずは自己満足は大事ですから。

具体的にどのへんが快適になったかと言うとこんなところです。

  • 無くし物がなくなったということ
  • スペースができてすっきりした
  • 掃除が楽になった
  • 活動的になった
  • 悩まなくてよくなった

ほんとかよっ?て思われそうですが本当なんですね。
もともと忘れ物王であったくれこが、ほんとに忘れ物、なくなりました。
無くし物がなくなったのは、大きなストレス軽減となりました。

関連記事 なくしものがなくなった話し【クレーマーの断捨離】

断捨離をやってきて辿ってきた道【やっぱり来たよ停滞期】

くれこの断捨離は、断捨離とまで言えるほどか、というと疑問はあります。
なぜかというと、断捨離はやましたひでこさんが作られた方式、いや、むしろ思想で、
モノにとどまらず、人間関係から経済状況、生き方にまで至る、すごい思想です。いやマジです。
私なりにも研究しましたが、かなり壮大です。

そんな壮大な断捨離の1ステップがモノ減らしでしょうか。
捨てる、片付けるというイメージが強い断捨離ですが、そんな浅はかではありません。
ですがモノも減らせないと、断捨離思想の入口にも立てないのです。

なのでくれこも日々頑張ってモノ減らしをしています。まあ、千里の道も一歩から。
くれこ的には断捨離とまでは言えないから「モノ減らし」と呼んでいます。

わかりづらいので、便宜上「断捨離」と言わせていただいてますが、すいません。
そしてこれは一時のマイブームで終わらせてはいけない、と強く思っています。

人生を大きく変えるチャレンジですので。

前置き長くなりましたが、断捨離への道は、すごく進んだり、停滞したりを繰り返してやってまいりました。
そんな中、くれこがふと気がついたことがあります。
停滞期はかならず来ます。
季節や生活環境の変化など、モノが一斉にやってくるタイミングがあります。
普通に生活していても、おや、またモノが増えたな、と思うときが必ず出てきます。
停滞したときには色々試してきましたが、初期の停滞期に気づいたことがありました。

それはモノ減らしとゴミ箱の関係です。
これに気がついて、停滞期を脱することができました。

断捨離とモノ減らしの関係

何に気がついたかというと、部屋にあるゴミ箱の数です。
もちろんゴミ箱は生活に必要不可欠なものですが、
モノ減らしとなるとその数の設定が重要になる、ということです。

なぜ重要なんでしょうか。ここから詳しく掘り下げていきます。

それは、「まずはどんどん捨てなさい」というはずの断捨離なのに、なぜかゴミ箱が厄介物になるからです。
矛盾していると思いません。か?
モノを捨てるための道具のゴミ箱はたくさんあったほうがいいと思いませんか?
ではなぜモノ減らしの厄介者になるのでしょうか。

これは自分でも不思議で不思議で、気づいてからも、かなりしつこく深く考察しました。
くれこはクレーマーなので、1つのことを突き詰めるクセがついています。

関連記事 断捨離とクレームの関係について熟考【断捨離停滞】

というわけで断捨離中、または停滞中の方は、ここから先を一緒に考えてみてください。

ゴミ箱の目的、とは【人はゴミ製造機】

まずはゴミ箱の目的から考えていきます。

ゴミ箱の目的は、その名の通り、ゴミを入れる箱です。

いろいろなゴミ箱がありますよね。
どんなゴミ箱がいいのか、迷いますよね。

レタスクラブあたりでも、しょっちゅうのこの手の特集がくまれています。

鼻をかんだティッシュを捨てたり、お菓子を食べれば包み紙がゴミとして出てきます。

なにか1つでもモノを買えば、包装があります。これらはすぐにゴミとなります。

簡単にいうと、人が1つ行動した時、必ずといっていいほどゴミが発生します。
人はゴミ製造機、といっても過言ではないと思います。
人間は何かをする度に、その都度ゴミを産みながら生きているわけです。
ゴミ製造機って、なんか嫌ですが、これが現実ではないでしょうか。

そんな私達が製造するゴミを、一時的に預かってくれる箱が、ゴミ箱なんですね。
ゴミバンク、という感じですね。

バンクといっても、製造して出てきたゴミはすぐ捨てないと、断捨離は進みません。
捨てるスピードよりゴミ製造スピードが早ければ、ゴミは増え続けます。
そして最終的にはゴミ屋敷です。

余談ですが、くれこは数年前まで引っ越しを繰り返していましたが、
その時に大きなポイントを見つけました。

それは、隣の家やお部屋の窓をみることです。
このとき、モノが異常に窓越しに映っていたりしたら、それはゴミ屋敷サインです。
外にまでモノがあふれかえるような明らかなゴミ屋敷はなかなか見かけないですが、
隠れゴミ屋敷も結構あります。
気をつけましょう、ゴキブリ飼っているような状態のお家かもしれません。

話をゴミ箱に戻します。
断捨離はどうしても「まず捨てる」、のが大事。むしろ、これがマストです。

もしかしたら、断捨離スタートとともに、ゴミ箱の数を増やす人もいるかもしれません。
ゴミを捨てやすくするために。
ゴミ箱の数が多ければ、ゴミが捨てやすくなる気もしますしね。

もしこれ、やってしまっている人がいたら、要注意です。
次をよく読んで、一度考えてみてください。

なぜ、ゴミ箱は断捨離の敵になるか【マイナスオーラ問題】

製造されたゴミの一時預かり所であるゴミ箱は、まあ、ゴミバンクは、
そのあとゴミ袋などに移さなくてはいけません。
ゴミを上から押してギュウギュウに入れるような光景もありますが、
これはやってはいけないことです。絶対、と断言していいほどです。

マイナスオーラを持つゴミを一時的に入れておくだけなので、
ゴミ箱には入れずに、ダイレクトにゴミ袋に入れるほうがとても効率的ですね。
つぎはゴミ箱の数についてです。

断捨離とゴミ箱の数について

ゴミ箱の存在と数について、です。
結論、これがポイントになると思います。
従来ゴミ箱は「1部屋に一つ置く」という習慣ありますよね。

昭和生まれの私は、子供の頃からそういう家で育ちました。
当時は母が、掃除をするとき、まずは家中のゴミ箱を集めてました。
お手伝いをすると、「ゴミ箱持ってきて!」と言われます。
家中のゴミ箱を集めて持っていくと、母が捨ててくれました。

ここで問題が発生しています。
家中のゴミ箱を集めると、ゴミを捨てるのが面倒くさくなるんです。

ちょっとわかりづらいので もう少し説明します。

ゴミというものはいらないもので、用無しでマイナスオーラの塊とでも言いましょうか。
ここでは思い出深い大事なモノとかは、例外とさせていただきます。

ゴミ箱はそのマイナスオーラを一時的にためておく箱ということになります。
保有箱、みたいなもん。ですね。

たとえば、一日一回、ゴミ箱を集めるとします。
マイナスオーラで満たされたゴミ箱を、ゴミ袋に入れ ゴミ袋を閉めてゴミを出すという過程ができるわけです。
ゴミ箱からこぼれないように気を使ってゴミ袋に入れるわけですね。
ここで一つ想像していただきたいのは もし ゴミ箱の数が少なかったらどうなるだろうということです。

ゴミ箱が3つではなく1つだったとします。
であれば、1つだけ 捨てればいいです。こぼれないか心配するのも1回だけになりますね。

ゴミ箱の数を減らすことにより、心配事の回数まで減らすことができます。


そして「ゴミ」マイナスオーラの箱と触れ合うタイミングも1回でよいということになります。日に2回もマイナスオーラとの触れ合いを減らせる、ということになります。

これを 365日 繰り返せば 約700回以上のマイナスオーラ箱との接触を防ぐことができるわけですね。

さすがにゴミ箱をゼロにすることは難しいとは思います。
でもゴミ箱の数を思い切って減らすことによって、ゴミを捨てるということに対する負の感情を減らすことができるん。です。

そしてさらに 断捨離の恩恵と言われる思考回数を減らすことができます。
簡単に考えても、ゴミ箱を3つから1つに減らせれば、ゴミ箱にまつわる思考回数を年間700回以上減らせるということです。
ゴミ箱 も汚れていれば洗わなきゃいけない時もあるかもしれませんし、先程もいいましたが、ゴミ袋に入れるときにゴミがこぼれるというリスクや不安もなくなります。

そんなことを含めるとゴミ箱は数が多ければ多いだけ、日々の思考回数を奪うということに気がついたのです。

これに気が付き、ゴミ箱を1つにしました。

でもゴミを捨てるために行う 断捨離を述べらしでゴミ箱捨てたら心配という方はどうしたらいいでしょうか。
くれこはモノ減らしをやってきて思うのは、 ゴミ袋に直接入れるのがベストということです。

ゴミ袋とはこういった商品ですね。

これはよくある半透明のゴミ袋ですので、地域によっては指定が違うかもしれません。
くれこはこれを必ず200枚、自宅に置いています。

本来であれば 断捨離は「在庫を減らす」という目的もあるのですが、
クレコ はゴミ 袋だけは 例外としています。
ゴミ袋はとにかく使い道も多いからです。

例えば、「あー ゴミ袋切れた、 買いに行かなきゃ。」と思った時点でゴミ捨てに対しての不安が生まれるからです。
せっかく「これ捨てよう!」と思えたタイミングで、ゴミ袋がないだけで先送りになるなんて、もったいないことですから。「ゴミを捨てる」という行動にめんどくささも不安も持たなくていいようにしているんです。

こういうゴミ関連における不安を極力解消しておくのが、断捨離停滞の対策になります。

またゴミ袋は、タイトに梱包されているので、ストックしておいてもかさばらないというのも理由となっています。

とはいえ、ゴミをいれたゴミ袋を置いておくと、生活感が出るから嫌だという方もいるかもしれません。
でもゴミ箱も同じです。
それであれば ゴミ箱にいれるのではなく、ダイレクトにゴミ袋に入れ、
できるだけ早くゴミ捨て場に出した方がよほど効率的に物を減らすことができると思っています。

ゴミ箱に入っている「捨てたもの」が、再度に気にってしまい、
「やっぱり捨てるのやめようかしら。」なんてなるともったいないですね。

くれこが住んでいるマンションのゴミ捨て場は24時間利用できるということもあるかもしれません。
一軒家とかですと、ゴミを出せる日も限られますので、なかなか難しいのかもしれません。
そこはそれぞれ 調整が必要だとは思います。
一軒家の場合、2階や3階があると、 ゴミ箱の数多ければ多いほど、回収が辛くなります。
そういう意味では一軒家さんこそ、ゴミ箱の数は極力減らしたほうがよさそうですね。

くれこのゴミ箱は1つだけです。
IKEAで買ったお気に入りの白いゴミ箱だけ置いています。
ではメインのゴミはどうやって捨てるのでしょうか?

先ほど言った通り ゴミ袋にダイレクトに入れるんですが こんなようにしています。

ゴミ箱を減らすための対策集

こまごまゴミは、小さなゴミはビニール袋やポリ袋に一度入れる

まず、くれこははこの手のポリ袋を手放せません。 

必ず1箱、台所に置いています 子供が食べる小さな袋菓子とかは、
食べ始める時にこの袋を持って行き、お皿状に広げておいておきます。
子供が花風邪をひいて、ティッシュを大量消費する時も同様です。

すると子供達はこの中にポイポイと入れてくれます。
いちいちゴミ箱まで行かなくてもいいので喜びます。
用が済んだらこれをまとめて捨てます。

来客の時もティッシュやナプキンなど、紙類をパッと 捨てるために同じ手を使います。
これで細々ゴミはだいたいオッケーです。

とはいえ、ポリ袋だけではゴミはまとまりませんので、このようなものを使っています。

ゴミ袋ダイレクトをかなえるために便利なもの

それはゴミ袋のスタンドです。
こちらは、あの山崎実業のゴミ袋スタンドです。

なんだかどこにでもありそうな針金のスタンド じゃん、と思いますよね。
これ 一度使ったら絶対手放せないのでおすすめです。

最近は 知名度が上がったのか ニトリや、大手ホームセンターなどでも、似たような製品を見かけるようになりました。

大きく口を開けたゴミ袋を引っ掛けておけるので、
そこに少々大きなゴミでも何でも入れられ、横から引き抜けばすぐに縛ることもできます。

そして使わない時はたたんでしまっておけます。
例えば来客中であったりした場合 このスタンドをたたんでしまっておくことができますので、生活臭さも出ません。

たとえば、来客時にピザを頼んだとします。
食べ終わったピザの箱がたくさんゴミとして出ますよね。
そのタイミングでこのスタンドを出し ゴミ袋をかけ、ここに入れるわと言うと、来客の方はだいたい喜びます。 

いいね、そのスタンド欲しい!と、しょっちゅう言われます。

この手の商品はいろいろあって、こういった商品もあります。

これは台所のドアの外側にレジ袋をつけるタイプのゴミ箱です。
生活様式によっては便利な方もいるかもしれませんね。

まとめます

今回は断捨離をするためのモノべらしと、ゴミ箱の数についてお話ししてまいりました。
くれこの結論として、ゴミ箱の数は少なければ少ないほどいいということです。
それによって得られる恩恵は3つのことを減らせるからです。

  • 手間
  • マイナスオーラに触れる回数
  • 思考回数

以上、3点減らせる結果となりました。
断捨離停滞中だったり、もう一歩進みたいな、という方是非お試しいただけたら嬉しいです 。

しつこいですが おすすめゴミ箱(スタンド)はこちらです。

2,000円程度で、安くて使い道も多いので試してみたらいいのではないのでしょうか。

余談ですが、山崎実業スキな方、多いと思いますが、これもおすすめです。
いわゆるランドセルスタンドです。


うちのサッカー少年のリュックがバカでかくて、さらに泥まみれできったないので、
家にいれてしまうとザラザラで大変な事になってしまうので、玄関にぶら下げるのにつかっています。

かなりおすすめです。とくにスポーツする子供がいるご家庭に。

最後までお読みいただきありがとうございました