いつもごまかされているあなたへ

こんにちは、くれみすとです。

【自己紹介】くれみすと。アラフィフのワーママ。現在は旦那さんと会社経営をしている。
20年来のクレーマー。大小あわせて延べ300件のクレームを企業に実施。
クレーム経験が人生に活かせることを知ってしまった人。
クレーム先業界は地方自治体、銀行、医療、教育、保険、旅館、飲食店、物販、メーカー、サービス業…と多数。
実はクレーム入門と検定を作るのが夢。

今回のテーマはいつもごまかされている人へ、クレーマーからのメッセージです。
注:夜中のラブレター的なテイストがあります。

なんとなく、いつもごまかされている人いますよね。
ワタシもその一人でした。
商品、サービス、友人、恋人、家族と相手は様々です。
そしてそれは自分自身に問題があります。

この記事はこんな方にお読みいただきたい。

  • 優しいね、とよく言われる
  • 断るのが苦手、争いが苦手
  • 人目が気になる
  • 人に相談せず一人で悩みがち

ここでドラマで例を一つ。
「逃げるは恥だが役に立つ」で主人公みのりが彼であるヒラマサに交渉するシーンです。
クレーマー目線では「建設的なナイスクレーム」です。

TBSドラマ 「逃げるは恥だが役に立つ」より https://www.tbs.co.jp/NIGEHAJI_tbs/

細かい経緯は省略しますが、彼女は考え抜いた結果、大好きな人に「クレーム」をします。
「これからも一緒にいたい」「不安や不満を解消したい」という気持ちからです。
そして彼女は「愛情の搾取」してはいけないとも言っています。

彼女は「好きだから」という不確定な要素での「愛情の搾取」を否定し、彼を納得させました。
彼自身も悪気はなかったため、考え直し、さらに彼女に提案をします。
それを成立させようと二人で奮闘するのです。

もし彼女が彼にクレームしていなければ、二人の関係に大きな亀裂を生んでいたと思います。

このシーンで笑ってしまった人は多いと思いますが、他人事ではありません。

「女性だから家事をして当然」
「コストが下がれば良い」
「好きな人だから嫌われたくない」

こういった常識的なイメージでフワッとしてしまうのは、ごまかされやすい人の特徴です。

自分のことかな?と心当たりのある人はぜひお読みください。

この記事の内容

  • なぜごまかされているのか
  • ごまかされているのに気が付かない
  • 分かっても泣き寝入りしてません?
  • ごまかされないためのクレーマーステップ
  • まとめ

なぜごまかされているのか

ごまかされている方がラク

ごまかされるとは、本人が事実に目を背けることによって起こります。
でもきっかけは「相手のことを思う小さな優しさ」からはじまることも多いです。

「話しても無駄だろう」「怒らせたら面倒だから」「失敗したのは自己責任だから」
と、一見謙虚ですが、これを続けているとごまかされることがデフォルトなってしまいがちです。
どんどん感覚が鈍ります。

たいていの方は白黒つけずに日々を続行します。
夫婦関係で言えばいつまでもワンオペが続いたり、
企業に対してであれば、使ってもないのに費用を払い続けているというケースもあります。

宝くじの未換金率

いきなり宝くじの話をしますが、宝くじの当選時の未換金率は約2%と言われています。
当選金の1億のうち200万円は「当たったけど放置」ということです。
「当たるはずがない」という思い込みでしょうか。ただ単に忘れていただけでしょうか。

当たるはずがない、と強く思った人は宝くじを買いません。
※なお筆者は宝くじは買いません。

買ったのであれば結果を調べればいいですよね?でも調べない人は多いそうです。
もし後で調べて、自分の買った宝くじの当選金10万円が期限切れで失効していたらどうなりますか?
持ち主が「自主的にごまかされている状態」となります。非常にもったいないお話です。

では、ここで本題です。どうしたらごまかされないようになるか、をクレーマー目線で深堀ります。


例えば、ある商品を購入したけど、どうも満足いかない、というケース。
モヤモヤしているけど、仕方ないと思い、そのままに。
このモヤモヤを解消してないと、また同じ事を繰り返す可能性があります。

対策としては「モヤモヤをそのままにしない」ということです。
モヤモヤに向き合ってあげなければ、ごまかされる状況はつづきます。

ごまかされているのに気が付かない

そもそも気がついていないという状態。疑うことを知らない子供のよう、といえばカワイイですが、これはかなり問題。

ひとつ気が付かないとふたつめも気が付かない。
そのうち増えすぎて、気が付かないのが当たり前になります。

でも周りから見たあなたはそれが「いつものあなた」です。
誰も教えてくれませんし、自分で気づくしかありません。

ここまでお読みいただいている方は「なんとなくは気づいている人」だと思います。
なので次へ進んでいただければと思います。   

分かっても泣き寝入りしてません?

やられた、と気づいても泣き寝入りしていませんか?
優しさから周りに迷惑かけたくない、でも自分の我慢は気づいてほしい。
ところが「自分は我慢している」というキモチは、周りには伝わりません。

例えば
商品を買って、「宣伝内容とは違うが、個人差、環境差ということで返品はできないらしい」
就職であれば、「入社したときの条件と違うけど、そんなものだ」
宿泊施設なら、「追加料金なしのハズなのに特定施設利用で追加金額とられた」

こんな話は誰もが経験があるでしょう。

自分が失敗したから仕方がない、というのは分かりますが、
我慢することが習慣づくと、心は防御するために「無感覚の育成」していきます。
さらに状況は悪化します。
なんとなくごまかされている状態が続行します。

せっかく転んだなら、何かを手に入れたいものです。

ごまかされないためのクレーマーステップ

私の経験値的に、自己啓発本を呼んでも効果は少ないと思います。
そこで企業向けの簡単なクレームをおすすめします。
友人や家族はハードルが高いので、まずは関係性のうすい企業で練習しませんか?

まずはモヤモヤの原因について相談、交渉することでしょう。

たとえば、首から下げる空間除菌剤が流行りました。
1つ1,000円程度でしょうか、利用者はおそらく何千円かの出費をしていますね。

その後、消費者庁から「除菌根拠なし」という行政指導が出ました。
除菌の意味なかったの?騙された!と思いますね、もちろんその怒りは非常に大事です。
ですが、ここでメーカーに問い合わせをしてみたらどうでしょうか?

消費者庁が行政指導を出したからと言って、粗悪品確定ではありません。
本当に騙されたのか、聞いてみませんか?
試しに電話やメールで「これはどういうことなんですか?効果はないのですか?」と
ストレートに聞いてみたらいいです。

怒りだけで何もしないと、また類似被害に合うかも知れません。
メーカーや販売者の言い分も聞いてみましょう。
質問を重ね、納得するところまで話をしましょう。

なぜクレームが有効かというと、クレームは請求行為なので「結論を出す行為」だからです。
どんな物事も相談や請求なしで結論を出すことは難しいです。
ダメなサービスを使ったり、効果のない商品を買って不満だったら、クレームをすると一つの結果が出るのです。
うまくいけば不満や要望を満たすレスポンスがあるかもしれません。

クレームで経験 良い企業の場合

クレームでわかりますが、良い企業は必ず明確な答えを提案してくれます。
彼らは顧客の課題解決に前向きです。
クレームきっかけでその企業の良さを知ることはかなり多いです。

使い方を正しく教えてくれた
返品返金に応じてくれた
心からの謝罪をうけた

こうなると逆にその企業への信頼度は高まります。

クレームで経験 悪い企業の場合

粗悪が前提の商品やサービスもあり、詐欺っぽい商品は世間にゴロゴロしています。

その手の企業はクレームにまともに応じません。
「クレームがくる前提」で商売をしているからです。
電話やメールをすると、「ごまかされてる」感が満載の対応をされ、悪質な場合、無視されます。

でもクレームしたら、次回はどうなるでしょうか。
その企業に不信感を持つので「この企業の製品、サービスは今後やめておこう」という経験値が出来ます。

たった一歩ですが、商品選定に厳しくなり、ごまかされる可能性が減ります。

過去の失敗を活かし、事前調査に目が向くようになります。
「ネットでちょっと見ただけの広告商品」は買いづらくなるかもしれません。

体験者に聞いたり、ブログを検索したり、失敗しないように事前に準備します。
目の前の失敗にクレームして向き合うことは、その後繰り返し行われる選択の精度を高めます。

「自分の中で失敗と認識すればいい」という考えはもありますが、できる人はごく一部の人です。

また宝くじの話をします。
「失効している当選宝くじ」を持っているのに気がついたら、ツライですね。
ただの自己責任かもしれませんが、経験した人は、そのあとの行動が全く変わります。

二度と宝くじを買わないかもしれませんし、換金を忘れないようにスケジュールするかもしれませんし、
自動で換金してくれるネット購入に切り替えるかもしれません。

日々の自分の行動に対して小さな結論を導くことが可能です。
企業クレームは簡単で練習にピッタリです。
あなたの人生において非常に小さな出来事ですし、あなたは顧客です。
堂々と話をして良いです。

そしてこの経験は家族、友人、職場などの人間関係にも応用することができます。
この積み重ねによって、家族、友人、職場と人生における大きな相手との関係性を良くしていくことが可能です。

まとめ

クレームするという時点で、負けかもしれません。
ただその負けをどう活かすかが、その後の分かれ道です。

クレーマーという言葉は聞こえは悪いですが、クレームは弱者の武器です。

クレーム経験値の積み重ねがその後を大きく変えることになります。
埋め込まれた経験は意識せずとも自分を助けてくれます。

こちらの記事もぜひお読みください。

過去記事 クレームについて考える


最後までお読み頂きありがとうございました。