料理ができないのは甘えじゃない。苦手なままでいい理由

こんにちは、くれこです。
私はつくづく料理が苦手です。

「料理嫌いなの?」と聞かれることはありますが、嫌いではありません。

ただ、得意ではないんです。苦手です。

そんな”料理が苦手なくれこ”のブログですが、実はアクセス数が多めなのは、
なぜかインスタントポットに関する記事です。

けっこうたくさん書いています。
料理が苦手なくせに、です。

ですので他の方のような「素敵なレシピ集」には到底なりません。
私の記事はもっと、不器用で、面倒くさがりな人向け

じゃあ、なぜインスタントポットの記事を書くのか?

それは、「苦手だからこそ」伝えられることがあると思っているからです。

料理が苦手だからこそ、インスタントポットのありがたみが沁みます。

「これは助かる」「これだけは無理だった」そんなリアルな感覚を共有できるんじゃないかと。

苦手目線でインスタントポットの魅力もお伝えできると思っています。

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料理が苦手

マンガに出てくる「砂糖と塩を間違えてテヘペロ☆」みたいな、
あれはただのかわいい“ドジっ子”です。
ここで言う「料理が苦手」は、もっとリアルで根深いやつです。いいドジっ子です。


ここでいう「料理苦手」はこのような感じです。

料理はつくりたい。でも、できればつくりたくない。

・めんどうなことはしたくない
・やりたいときにしかやりたくない
・コンロが2口しかないのも地味にストレス
・片付けも嫌い
・仕事も忙しい
・段取りも手際も悪い

…とにかく、言い出したらきりがない。

そもそも、なんでこんなに料理が苦手なのか、理由もよくわからない。
わからないまま、ずっと「ただ苦手なまま」になってしまう。

でもそんな私に救世主がインスタントポットです。

たとえ料理が苦手でも、家族や友人が「おいしい!」と言ってくれたら、

恥ずかしくなっちゃうほど嬉しいものです。

ちゃんと、喜んでもらうと「嬉しい」。

いろいろトータルで考えると
――ってことは、嫌いではないんですよね。



得意ではない=なんとなく苦手

ということなのかもしれません。

「料理苦手」って、実はいろいろなタイプがある。


たとえば「作るのは好きだけど片付けがイヤ」とか、
「味見しないで感覚でやっちゃう」とか。

掘り下げてみると、「料理が苦手」の裏側にはいろんな要素が隠れています。

というわけで今回は、
料理が苦手な人の特徴をあげながら、うまく付き合うヒントを考えてみます。

料理が苦手な人の特徴1:段取りが悪い

盗っ人を捕まえて縄を綯う

「盗っ人を捕らえて縄を綯う(ぬう)」
という、恐ろしいことわざがありますが、まさにこれ。

思いつきで行動して、必要な調味料や食材がないことに途中で気づく。
で、そこから買いに走る…みたいなタイプ。
(はい、完全に私です。)

当然ながら、トラブルはつきもの。
落ち着いて料理なんて、できません。

思いつきでパッパーとやっちゃうタイプ。無駄にフッ軽とでも言いましょうか。

たとえば足りない食材や調味料に作りながら、あとで気がついて途中に買いに行くようなタイプです。

当然こうなるとトラブル続出です。

落ち着いて料理を作ることもできません。

料理が苦手な人の特徴2:バランス感覚がない

料理の基本が身についていないので、「適量」とか「味をととのえる」とか言われても、ピンとこない。

なのに妙に大胆で、「まあ、だいたいでいいでしょ!」と適当にやって、
独創的なアレンジで失敗します。

これも、まさに私。
ただバランス感覚が悪いため、そのアレンジは悲しい結末をむかえます。
これ、まさに私。

料理が苦手な人の特徴3:汚れるのがイヤ

油、肉汁、生魚のヌメヌメ…あれ全部無理。
作るのもイヤだし、終わったあとの皿洗い・排水口掃除もゾッとする。


妙に潔癖症っぽい人も該当するかもしません。

排水溝の掃除とかゾっとする、そんなタイプですね。くれこも完全にそのタイプです。

「ああ、片付けるのイヤだ…」→「じゃあ作りたくない」→「料理苦手」
というループです。


【朗報】ちなみに私は、使い捨てビニール手袋でこの悩みを乗り越えました。

「え?普通にビニール手袋つかっているよ?」という方、おそらくそのビニール手袋は違います。

普通のビニール手袋は何回使いますよね?あれすらキモチ悪い人もいますよね。
くれこが助けられたのはこんな商品です。私はこの使い捨て手袋の鬼リピーターです。

これのおかげでなんとか一般人になれたんじゃないか、と思います。

【やっときづいた】片付けと管理が嫌

アラフィフになり、断捨離をはじめました。
いやあ、断捨離してよかった。
というのも、断捨離するまではキッチンが大嫌いでした。
断捨離をしたおかげで、三角コーナーや排水溝の蓋、布ふきんなどは置いていません。
これが地味に聞くんですよね。
くれこは断捨離にハマってこのあたりをやっつけたらまだマシになりました。

断捨離のおかげで

「台所をもうちょっと快適にしようかな」という発想が持てました。

苦手、で硬直していた思考が緩んできたんです。

すると少しづつアイデアが湧いてきます。

関連記事 断捨離とクレーム

助けてくれるものを取り入れたほうがいい

断捨離は素晴らしい方法です。

でもほどよくお助けグッズセットを探せば少しづつラクになります。

お助けグッズがさらに断捨離も加速させてくれる瞬間がかならず出てきます。

くれこがダントツにオススメなのは、まずはなといっても食洗機です。
キッチンスペースが少なくて、食洗機なんてとても置けませんでしたが、
断捨離で生まれたスペースに置くことができるようになりました。

食洗機を持っているのに使わないなんて方もいますが、もったいのないです。

私の食洗機への熱い思いの記事はこちらです。

関連記事 食洗機最高!

食洗機のおかげで、皿洗いはかなり簡素化できました。
これで料理をする気もまだ起きるものです。
でも、大きなお皿や鍋、割れやすいコップは手洗いするしかない。
そこで登場するのがスポンジです。

台所問題でのスポンジとの付き合い方は結構大事です。

【キモい】スポンジが嫌いすぎ

強烈に面倒なのが、スポンジの保管でしょう。
衛生管理がかなり負担になります。
雑菌繁殖ランキングではぶっちぎりのトップと言われています。

汚いスポンジで皿を洗う
スポンジの洗浄、除菌(煮沸とか)
きれいになったつもりのスポンジで皿を洗う
食洗機洗剤にこだわり出す
スポンジの種類に一喜一憂する

ダメスパイラルじゃないですか、これ。

除菌ができるジョイでもんだってキレイにはなりませんし。
スポンジに泡つけて置いておくといい、とCMしてましたが、本気ですかね?

スポンジとの試行錯誤を経て

私のたどり着いた方法はこちら。これは使い捨てのペーパータオルです。

超リピーターです。

お皿だけでなく、お風呂でも洗面所でも利用可能で最高です。

最近は無印のスポンジタオルもお気に入りです。

お助けグッズのキーワードは「使い捨て」

そんなこんなしてると、大きなポイントに気が付きましたかな

できるだけ「使い捨て」アイテムを増やすことにより、キッチンは嫌な場所にならなくなる、と。

使ったら捨てる、を繰り返すことでスッキリした気分が維持できます。スッキリすると、料理は500倍はかどります。そうなると、料理苦手が少しづつ楽になりました。

食器洗い洗剤をやめた

ついでですが、ピュッと出すタイプの食器洗い洗剤をやめました。
食洗機を利用する我が家には、意外と用途がすくないもあります。
ですが、食器洗剤はないと困りますので泡タイプのものを使っています。
これだけあれば、手洗い時の普通の食器はもちろん、背の高いコップや水筒など、深いものも洗えますので一石二鳥です。
これだけにしても大丈夫です。

料理が苦手な人の特徴5 考えるのが嫌

料理苦手のメインイベントです。
今日の献立を考えるだけで頭が痛い人、いませんか。くれこもですよ。

ついつい「今日の夜は何にしようか?」なんて子供たちに聞いてしまっていませんか?
聞いたら最後、ピザかスパゲッティか焼きそば、という結果でしょう。

なぜ料理苦手な人は考えるのが嫌か、掘り下げます。

「考える」という内容はこのあたりではないでしょうか?

  • 栄養を考えても、家族が食べてくれないのが嫌
  • 失敗するのが嫌
  • 手間が嫌

あんた最低だな、と言いたくもなりますが、しかたありません。
自分は騙せませんので。

とある失敗ストーリーとしては、

最近外食ばかりで栄養が偏っているから、たまには野菜料理でも作ろうと思います。
ところがだいたいこの手の料理は手間がかかります。
野菜切るだけで一苦労なうえ、下ごしらえが大変だったり、根菜などは加熱に時間がかかって、慌ててつくったので生煮えでその日は食べられないものができあがりました。
そして野菜系レシピは意外と主菜にならないのでやる気が更に落ちてつくりたくなくなるという負のループにたどり着きます。

焼きそばでもつくっときゃよかった、という結果になるわけです。
だから焼きそばが週一食卓に並ぶんです。

加熱に時間がかかる料理ほど、失敗しないと美味しくできる可能性が高いと思いませんか?
煮込み料理はいい例です、加熱に時間がかかるだけ、味が整いやすいのですが、恐ろしいのは加熱不足。

生煮え、味がしみないと台無しです。
料理苦手な人は、だいたい加熱をしくじるケースが多いものです。

くれこの救世主は「電気圧力鍋」でした。それが偶然インスタントポットだったんです。

一台あれば、炊飯器も不要になるスグレモノです。種類はいろいろありますが、超絶にオススメします。

料理苦手さんの生活を変える、そんなアイテムになりえます。


ぜひ下記記事もご参考にしてください。

参考記事 電気圧力鍋を比較

まとめます

料理が苦手、と一言にいっても、いろいろな要素があります。
直接的な面倒くささもありますが、実は影に隠れる問題点が多いです。

食は自分をつくるもの

私は「お腹を満たすだけなら、カップラーメンが最高!」というズボラ人間ですが、家族、加齢、長い目の健康となると、そうも言ってられなくなりました。

本当に料理が嫌いな人は意外とすくないのではないでしょうか?

くれこは食べることは好き、気が向いたら作る、でもいいです。

宮沢りえさんが毎日食べるもので自分が作られる、と言っていました。
関連記事 宮沢りえの牛丼

まずは、めんどくささから苦手意識を減らしていくことで、料理と楽しく向き合う方法が見えてくると思います。

電気圧力鍋の一例、インスタントポットのAMAZONレビューだけでも見てやってください。