セルフカットにはまった、その上での「精神論」を語った【アラフィフショート/ボブ】

今回のテーマは「セルフカット」です。
セルフカット好きのくれこは、ずいぶん長いこと美容院には行っていません。

そんなくれこが書くこの記事は、具体的なセルフカットの解説記事というものではなく、
セルフカットとどう向き合うか、という精神論的な内容です。

なぜかというと、セルフカットには精神論大事だわー、と思いましたので。

でも一応、セルフカットで使って良かったグッズや、ちょっとしたコツなんかも書いています。

セルフカットに精神論ってなに?と言われてしまいそうですが、それはこんな理由です。

セルフカットに関心があって、これから始めてみたいと思う方は多いと思います。
なぜ私がそう思うかというと セルフカット はとても楽しいからです。

だけどやってみるとどうなるんだろうという不安がつきないのも セルフカットの特徴 じゃないでしょうか。

もし自宅用のセルフカットハサミなどを買った人、 またはこれからハサミを買おう、という人には、まず読んでおいて損のない内容です。

セルフカットは継続できるかが大事なんじゃないかと思う【慣れが大事】

経験上大事、セルフカットは「いかに継続できるかにかかる」、だと思っています。
くれこはセルフカットをやってきて、しみじみと思っています。

セルフカットは慣れるという事が大事です。

続けていれば、慣れてきます。
慣れれば、それなりにセルフカットできるようになるものです。
あきらめない、これがセルフカットの良さがわかるか否かの分かれ道です。

「あきらめないで」セルフカット

何年か前にはやった真矢みきという女優さんを思い出す人多そうですが、
セルフカットこそ、「あきらめないで。」です。

しつこいですが、慣れればなんとかなるので、一度や二度やの失敗であきらめないでほしいですし、
くれこ以外のセルフカットを続けている人も、なんとなく乗り越えて来ているんだと思います。
くれこもその一人で、だましだまし乗り越えてきた派です。

セルフカットを試すきっかけになりがちなのは、You Tubeの動画が筆頭でしょう。
セルフカット動画はたくさんありますので。

セルフカット動画はとても役に立つ、だけど

you tubeを見れば、「失敗しないセルフカット」という触れ込みの動画はたくさんあります。

その類の動画を見れば、「おお、これならできそう。」と思いますよね。
そこまで難しいテクニックはなくても髪は切ることはできます。

よーし、やってみよう!
やってみた
あれ、思ったよりたいへん
・・・思ったより面倒じゃない?

こんな気持の変化で、結局続かない人、多いのではないでしょうか。
くれこもそうでした。
そして、精神論にたどり着いたわけです。

やっぱりセルフカットを続ける精神論がある

いくらやり方動画を見ても、継続しようという精神論を乗り越えなければ難しいんですよね。
セルフカットはやめておいたほうがいいかもしれません。
グッズ買うだけ無駄になる可能性大です。

そして更に精神論で言いますと美容師さん問題です。

美容師さんはセルフカット反対の人もいる

そして、セルフカット反対派の美容師さんもいます。

もしもセルフカットで失敗してしまったら、美容院に直しに行く必要もあるかもしれません。

幸いくれこは、それはありませんでしたが。

「自分で切って失敗したので直してください」と、美容師さんに嫌な思いをさせるのも気持ちが悪いもんです。
精神的に不快になるようなことにはなりたくないもんです。

セルフカットには、表面では実は見えない問題が潜んでます。

セルフカットはうまくいくか
周りの人に変だと思われないか
美容師さんはどうしようか

などなどです。

そんなわけで長くなりましたが、ここからはセルフとカットとの向き合い方について深掘りしていきます。

セルフカット とはなにか

いまさらですが、ねんのため。
そもそも「セルフカット」とは一般的には美容院には行かず自宅で自分の髪を切る、ということですね。
セルフでカットです。そのまんまですね。

くれこがセルフカットにはまったきっかけは、もともとショートボブだったのですが、
襟足をガッツリ刈り上げたことにはじまりました。
そのお話はこちらの記事をどうぞ

関連記事 うなじを刈り上げたっていう話【アラフィフ/ショートボブ】

なぜ襟足を刈り上げたかと言うと理由はこんな感じです。

  • 夏場の汗がつらい(首のうしろがびしゃびしゃになるレベルの汗っかき)
  • 髪を乾かすのが面倒(ドライヤーが嫌い)
  • 白髪染めが面倒(2回/月は必須なので)

ショートボブの人ならわかると思いますが、襟足が少ないってかなりのメリットですよね。
セットも楽ですし、ボリュームも減らせます。

そんなこんなでショートボブの襟足を5センチほど、思い切って刈り上げました。

刈り上げ後はデメリットって、特にないです。
強いて挙げるデメリットは、強風が吹いたとき、「やべ、うなじ見えちゃう!」ってやつですね。

地下鉄に乗るときとか、なぞの突風が来ますよね。ちょっとこわいかもです。


一番わかり易いメリットは、髪を乾かすのは倍速になりました。髪乾かすのが早いのは本当に助かります。

さて、刈り上げきっかけでなぜか自信をつけ、わたしのセルフカットライフはスタートしました。
なぜかというと、ガッツリ刈り上げると、切るべき髪の量も激減するからです。
切る量が多いと、つらいですよね。
これはくれこにとっては挫折回避の材料になったと思います。

セルフカットの心得

まずはセルフカットに取り組む前提を考えてみたいと思います。
心得、というと大げさですが、続けていけるのか、ということは大事です。

セルフカットへの期待と不安、これが入り混じりながら付き合わなければいけないので、
偉そうではございますが「心得」ということで。

最初に強くいいたいのはこちら。

【強く言いたい!】コストカットに過剰な期待をしないほうがいい

セルフカットをすることで美容院代が浮くよね、コストが下がるからいいね!
ということで、コストカットはかなり期待したいところです。

美容院のコストはなかなか重たいものです。
1,000円カットとかもありますが、アラフィフには敷居が高く、行きづらいものです。
1,000円カット店でバッタリ近所の方に会うのとか、ちょっと切ないですよね。
「え、この人、1,000円カットなんだ。」と思われるのはちょっとしゃくです。

では普通の美容院でしたら、カットだけしても、おそらくは一回5,000円くらいはするでしょう。

そんなわけで、月一回美容院にいくとして、5,000円✕年12回で60,000円です。

毎年60,000円ってまあまあな金額ですね。

自分で切ったら、セルフカットできたら、この金額も浮くわ、って思いますよね。
安売り探しでスーパーを立ち回るより、コスト的メリットは大きいと思います。

でも、ちょっとまってくださいね。
たしかにコストメリットな考え方は大事ですが、セルフカットには最初からあまりコスト削減期待をしないほうがいいでしょう。

なぜコストカットに過剰な期待をしない方が良いのでしょうか。
それはシンプルな理由で最初から思う通りにはカットできないからです。

ひどいときは失敗して美容院に行かなければいけない日もあるかもしれません。
幸いにもくれこはそこまでの失敗はありませんでしたが、
いつも失敗と背中合わせかも、と思っています。

はじめてのセルフカットは、一発でうまくいきませんので、何回も何回も、何日もチャレンジする必要がありました。
しょっちゅう髪ばっかり切ってない?という時期もありました。

ちょっと自分にはセルフカットは無理かも、と不安に思った時期もありました。

そんなことがあれば、セルフカットを継続できるかどうか、不安になりますよね。
勢いでセルフカットアイテムを購入したものの、タンスの肥やしとなりかねません。

ムダな出費どころか、ムダなものが増えてしまいます。
余談ですが、くれこは断捨離も継続中です。

関連記事 なくしものがなくなった話し【クレーマーの断捨離】いえ、セルフカットも、試さなきゃはじまらない

少し否定的なことを並べてしまい申し訳ないのですが、
くれこの本心はとはまずはやってみてほしい、ということなんですよね。

セルフカットはまず軽く試してみる、あまり大きな期待をしないで挑むのがベターじゃないでしょうか。

「前髪を切る」くらいの、ちょっと自分でハサミで毛先を整えてみる、
というくらいで挑むくらいで良いかと思います。

ヘタで当然、と割り切るのが大事

大事なことなのではっきりいいます。ヘタで当然です。ヘタ上等です。

うかつに最新のヘアスタイルの画像などをみて、
「わあ、こんな風にしたい」と夢を見るのもいいですが、
セルフカットでは最初っからは無理です。

よほど器用な人か、元美容師さんでもないかぎり、最初は下手に決まってますから。
これはまちがいありません。

自分がしたい髪型と、セルフカットできる髪型は日本とブラジルくらい離れています。

たとえば、一例。

毛先軽やかなヘアスタイルは、かなりのテクニックが必須です。

そんなに簡単に実現するほど甘くありません。セルフカットではそう簡単に毛先は軽やかにはなりません。
勇気もって挑んでも、調子に乗って切りすぎて、軽やかどころかパサパサ感が出てしまうこともあるでしょう。

アラフィフの黒髪のショートボブの毛先がパサパサって、職質されそうですね。
職質されなくても、友人とかに「あれ、髪の毛、切った?」と不安そうに聞かれようもんなら
ドーンと落ち込むこと間違いなしです。

くれこの場合、しょっちゅう切っていた時期は友人から
「あれ、また髪きった?」と聞かれていました。
そりゃそうです。しょっちゅう切っていましたから。

そんな状態になっても続けられるか、ここが勝負ですね。

ヘタで当然、と割り切り、広い目線で、長い期間を体験する必要はあります。

時間とメンタルにどのぐらいの効果が出るかを、継続的に体験していくのが大事だと思います。

さてそれを踏まえて、セルフカットのメリット・デメリットをお話していきますが、
その前に、セルフカットに関心がある、こんな人は試してみる価値があるかもしれません。

セルフカットが向いているかもしれない条件

  • なんとなく美容院が苦手
  • 在宅時間が長く可能なら外出したくない
  • 自分で何でもやりたい派
  • 髪型のシルエットを日々調整したい
  • 【おまけ】フローリングの部屋がある

ちなみに「美容院コスト削減したい」については、条件には入れていません。

それでは1つづつ詳しく見ていきましょう。

セルフカットが向いているかもしれない条件 その1 
なんとなく美容院が苦手

美容院が苦手という人、実は多いんですよね。
例えばこんな事、ありませんか?

  • 美容院でカットしても思い通りならない
  • カット後のスタイリングがわざとらしくて嫌だ
  • カット中のマッサージとか嫌だけど断りづらい
  • トリートメントなどを売ろうとしてくるのでちょっと面倒
  • そもそも話しかけられるのが面倒

こんな風に書くと美容師さんを否定しているようにも聞こえますが、
そうではありません。

くれこもアラフィフですので、たくさんの美容師さんにお会いしてきましたが、
みなさんコミュニケーション能力も高いですし、聞き上手な人ばかりでした。

ですが、切られる人、つまりお客さんである我々の性格によってはどうでしょうか。

髪に触れられて、意外に密接な時間を過ごすので、相手のコミュニケーション能力だけではなく、
自分との相性が非常に大事になります。
人間だもの、って事で相性って重要です。

自分に合う美容師さんがみつかっていればいいですが、なかなかそうも行きません。
思いどおりにいかず、さまよう美容院ジプシーの人はたくさんいます。

さらに引越しや転職と、生活環境が変わると、新規開拓しなければいけない、という問題も起こります。

さらに美容師さんにも都合があります。
優秀な美容師さんほど昇進して異動になったり、独立したりするものです。

個人的な経験ですが、長くお願いしていた美容師さんが、独立して遠くに行ってしまったりとか、
どうしようもないことが、この人生で3回もありました。

やっと見つけたマイ美容師さん。やっと慣れたのに、やっと仲良くなれたのに。
オーダー適当でもちゃんと切ってくれる美容師さんなのに。
その人にお願いしたくても、さすがに距離的に通えないので泣く泣くお別れしました。

そうなるとまた一から美容院探しからはじまります。またか、また美容院探しか…、とつい先延ばしになります。

そんなこんなしているうちに、美容院に行くのが億劫になりますが、髪の毛は伸びていきます。
これだけはどうしようもありません。

なんとか新しい美容院を見つけて予約しても
「今回の美容師さん、どんな人かな。」
「うまく切ってもらえるかな。」
「お仕事はなにしているか、また説明することになるのかな。」

そんなキモチが頭の中をグルグルかけまわり、なんとなく不安になったりもします。

美容院ジプシーの恐怖:アラフィフは美容院が面倒になると、ヤバい

美容院ジプシーになってしまうと、アラフィフには大きなリスクが発生します。

それはシンプルに髪の毛がボサボサになるということでしょう。
ロングヘアだから大丈夫、とほったらかししていると、
毛先がバサバサだったり、まとまりが悪かったりと、いかにも手抜き感が満載になります。

若い方ならいいですが、アラフィフになりますと、髪の手抜き感はかなり致命的になってきます。
「あの人、髪ボサボサね。」と思われただけで、アラフィフはいろいろと即死します。

ステキな髪型ではなくても、清潔感や印象は最低限こなしたいものです。

【セルフカットで気づいたこと】対人は苦手ではないのに、どこかで気を使っている

ちなみにくれこは個人的には美容院が苦手ではありません。
聞き上手な美容師さんとのおしゃべりも好きです。

仮にトリートメントやグッズの営業されても秒でシャットアウトもできます。
くれこはクレーマーですから、はっきりと断ることも簡単なんです。
むしろ、さらっと断るの、特技です。

関連記事 クレームのすすめ

特技とはいえ、断るというのは、できるだけ発動したくないですね。

美容師さんから受けるトリートメントの営業も、ときにはプチエステのお誘いもされるでしょう。
美容院に行った以上、仕方ない事です。
向こうもご商売ですので売上を増やさなければいけません。

余談ですが、美容師さんは施術費用もですが物販も当然売上になります。
そりゃトリートメントをおすすめしてきますよね。

まあ、営業されたら、さらっと断るしかないですよね。
営業行為されると、めんどくさいな、と思いますよね。

美容師さんがサービスでマッサージしてくれる場合もありますが、
ラッキーと思う人もいれば、いや、やめてほしいという人もいますよね。
ちょっとしたスキンシップなので、苦手な人もいます。

なぜ美容師さんはマッサージをしてくれるんでしょうか?
なんでこんなに優しく、親切にしてくれるんでしょうか。
洗髪のときに膝にかけたタオルを、すばらしいタイミングでそっと外してくれるのでしょうか。

また来店してほしいとか、トリートメントやオプションメニューも利用してほしいからです。
売上がほしいんです。そのためのサービスと優しさなんですよね。
サービスを受けたら、人間は断りづらくなってしまいますよね。

そのお客さんが好きでやっているのではなく、営業行為です。
マンガのように、そこから恋に発展するような展開はまずないでしょう。
それでいいんです。

いろいろモヤる美容院苦手問題、それならセルフカットという手がある

優しさを提供する場所である美容院ですが、いろいろ考えると、いろいろあります。
なんとなく、ちょっと苦手、という理由はひとそれぞれかもしれません。
そんなちょっと苦手、という人にはセルフカットはかなり有効でしょう。

美容院ではなく、自分で切る、セルフカットの出番です。

これができると、地味に心の安定につながります。
くれこが美容院問題というのは、地味に心を乱していたんだな、という事実に気づいたのは、
セルフカットを継続できたからだと思います。

断捨離してから、自分の心が乱れていたことに気づいた、的な気づきでした。

そしてもう1つ、「ひとりでできるもん」、はすごいことです。
子供だって、ひとりでできたときは喜びますよね。
一人で買い物に行けた、一人で寝られた、一人で習い事にいけた、
というステップアップです。ちょっとあれに似ています。


そして、思っていた以上に、セルフカットは面白い作業です。
これについては後ほどお話します。

くれこが通っていた美容院の美容師さんはすごくいい人で、イケメンで、
腕もいいし、余計な営業もしないので文句なしの美容師さんでした。

なんなら毎日でもお会いしたいぐらいでしたが、そんなイケメンの美容師さんに会えなくなっても
楽しくてハマってしまったのがセルフカットでした。

さてここでは美容師さん問題についてお話してきましたが、
ここからはセルフカットと時間についてお話していきたいと思います。

セルフカットが向いているかもしれない条件 その2
在宅時間が長い、またはできるだけ外出したくない人

在宅時間が長い人は、性質的にセルフカットに向いている人です。
在宅大好き人間、くれこもその1人です。

先程も触れましたが、断捨離入門して相当モノ減らしをしました。
笑っちゃうほど自宅が散らかなくなりました。
空間ができて居心地がよくなりました。

断捨離のおかげで、なくしもの被害も激減しました。

関連記事 なくしものがなくなった話し【クレーマーの断捨離】

また、空間ができると、次のアクションがすごく軽くなります。
昔だったら、「うわ、セルフカットの前にまず片付けてスペースつくらないとな。」
となっていたと思います。
これではなかなかセルフカットにすぐ取り掛かるのは難しいですね。

コロナもずいぶん落ち着いてきたとはいえ、余計な外出はしたくない人はかなり増えましたね。
マスクをしなくても良いという風潮になりました。
行政サイドもそういうご案内です。
個人的にはマスクで肌がかぶれるんで、ほんとに助かります。

在宅大好きなので、ネットスーパーもめちゃくちゃ利用しています。
ネットスーパーはもう15年くらい使ってますので、勝手にネットスーパーのエキスパートと思っています。

関連記事 ネットスーパーを使わない理由が不明【長年の経験をもとに深掘り】

さておき、在宅大好き人間にはセルフカットは向いています。
セルフカットは在宅時間にゆっくりやるものです。

ゆっくりやらないと、失敗しがちです。
心穏やかに、慣れた環境でやれればとても良いものです。

You Tubeでセルフカット解説動画を見ながらぼちぼちやりましょう。

そして先程もふれましたが、自宅は片付いている人のほうがいいでしょう。

のちほどお話しますが、くれこのセルフカットのコツに「細かく定期的にやる」というのがあります。

下手くそなど素人がセルフカットを続けるには、しょっちゅうカットする必要があるのですが、
自宅が散らかっていて足の踏み場もないような状態ですと、それは難しいからです。

いい機会なので、部屋が散らかっているな、モノが多いな、という人は、
まずは片付けからチャレンジしてみてはどうでしょうか。

セルフカットが向いているかもしれない条件 その3
自分で何でもやりたい人」

自分で何でもやりたい人っていますよね。
例えばDIYとか、手芸とか、ネイルアートなんかもそうかもしれません。

くれこはそこまで何でもやりたい派、というほどではないのですが、
なんでもトライしたいタイプです。
このブログのテーマは「100人に1人がするミニチャレンジ」なので
なんでも試してみるのも大好きです。

それに自分でできたときって嬉しいですよね。
ひとりでできるもん、ですね。

そしてなにより一人でできると、時間の融通が利くようになります。
これは何よりも嬉しいことです。
セルフカットも同じで、慣れてくると時間に融通がつくようになります。

美容院にいくには、まず予約が必要なので、お約束をしなければいけませんよね。
人と時間の約束をする、というのは、地味にしんどいものです。
持論ですが、時間の約束は少ないほうがラクなのではないでしょうか。

美容院行くのには、もちろん移動時間もかかりますし、まさかのノーメーク、というわけにもいきません。
長い時間、美容師さんという他人とすごし、鏡の前に座り自分を見つめる時間です。
すっぴんで行ける勇気はなかなか持てません。

約束して出かけるだけでもパワーがいるのに、美容院はそれ以上にパワーがいるものです。
くれこは美容院後のさっぱり感、達成感が大好きでしたが、いつもなんとなく疲れたな、と思っていました。

そんなわけで、時間のお悩みがある人には、実はセルフカットは向いているかもしれません。
セルフカットは慣れるまでは時間がかかりますが、慣れてしまえば時間という副産物をゲットすることができます。

セルフカットが向いているかもしれない条件 その4
髪型のシルエットを日々調整したい人

セルフカットにはコレ重要です。
ある意味、くれこがセルフカットにハマった最大の理由といえましょう。

ロングの人にはあまり関係ないと思いますが、くれこは黒髪のショートボブなので、
美容院後に2週間もすると、確実にシルエットが崩れてきます。

なんか、髪がもっさりしてきて重たくなります。
頭がデカくなる感じですね。しかもくれこの場合はガッツリ真っ黒の黒髪です。

2週間という時間は、黒髪ショートボブをもっさりさせるのに十分すぎる時間です。

これを解決するために2週に一回くらい美容室に通えればいいのですが、
月イチでもめんどいのに、2週に1回なんて、現実的ではありません。

そこで、セルフカットの出番です。
大きく髪型を変えるわけではなく、簡単な微調整でいいんです。
揃える、減らす程度が自分でできることによって調整ができるようになります。

たとえば、明日久しぶりに友人に会う約束があるとします。
少しボリュームが出てきた自分の髪ではテンションが上がりませんよね。

じゃあ前日に美容院にいけますか?まず無理でしょう。
なかなかタイミングは合わないものです。

そこでセルフカットです。
ほんの少しすいたり、揃えることで、全然変わります。
くれこの場合はうなじ刈り上げもしていますので、ちょっとバリカン当てるだけでも気分が違います。

関連記事 うなじを刈り上げたっていう話【アラフィフ/ショートボブ】

もしかしたら「変わった!」と思っているのは実は自分だけかもしれません。
でも、それでいいんです。

友人との約束に、自分の手で整えられる、という自由な感じが最高です。
セルフカットの最大の面白みと言えると思います。

あと、くれこは耳掛け派なので、セルフカットはとても相性いいんですよね。
耳掛け派の方はこの記事も是非お読みください。

関連記事 セルフカットで耳掛け派にお伝えしたいスッキリする方法【アラフィフ/ショートボブ】

さて、ここまではセルフカットが向いているかもしれない人についてお話してまいりました。

物理環境としては、フローリングのお部屋があるのはいいと思います。

フローリングの部屋があるとなぜセルフカットに有効か?

これはおまけですので、さらっと読んでください。なぜいきなり「フローリング」というキーワードが出てくるかと言いますと、セルフカットは絶対に掃除をしなくてはいけない、という宿命があるからです。

あたりまえですが、切った髪が散らかります。
細い毛は畳や絨毯の部屋で髪切ったら、たいへんです。
掃除がめんどくさすぎて、2秒でセルフカットが嫌になります。

切られた髪の残骸と暮らすことになりますので要注意です。

その点、フローリングの部屋は掃除がしやすいので、
切った直後に乾いてる髪をさっと掃除機かけるだけでかなり片付けることができます。
髪を切った後は掃除は必須ですので、フローリングに限らず、掃除しやすい場所で行いましょう。

くれこは一生セルフカット予定なので、引っ越すときはフローリングや板の間がある家にすると決めています。

ちなみにしっかり掃除しないと落ちている毛が足などにささります。
実際に我が家でも足に小さな毛がささりました。

ピンセットで抜けず、皮膚科に行って抜いてもらいました。
この事件以降、掃除しやすい環境で切り、掃除をしっかりすることでそのトラブルはなくなりました。

毛はささる

文京区小石川 もものマークのクリニック 院長ブログ

皮膚科の先生が言ってましたが、「時々あるよ、美容師さんとか。」
そうか、美容師さんは大変だな、と思わされました。

セルフカットの友「ハンディ掃除機」

セルフカットでの理想としては、切ったそばからこまめに掃除することです。
美容院でも、ときどきモップみたいのでササーッとやってますよね。
あの手さばきをみていると、美容師さんすげえ、と思います。

髪の毛は乾いている状態のものを掃除するのがラクなんですよね。

セルフカットしながらすこしづつ掃除、これが後がラクです。
その場合、ハンディ掃除機が鬼便利です。
たった12,000円程度ですが、一台あるといいですね。
他の掃除にも使えますので、セルフカット専用グッズではないのもいいところです。

切ったそばから、すこしづつ掃除機かけておけばそこまで散らかりません。
くれこはこちらの安価なタイプを使っています。
二年ほど自宅掃除にセルフカットにと、酷使していますが、いまだに現役です。

きれい好きな人は、ちゃんと髪の毛を掃除したい!、と思うかもしれませんね。
そんな方には「コロコロカーペット」もオススメです。
こんな見た目の良いコロコロもあるんですね。

こちらはフローリング対応のコロコロです。
通常のコロコロはフローリングで使うと「ベシャアアーー」ってくっついてしまうのですが、
このタイプはフローリング向けにあえて粘着力弱めなので、安心して使えます。

ですが、カーペットでコロコロも使うのには物足りないです。

普通のコロコロでも大丈夫ですが、フローリングのときは、洋服や絨毯で軽くコロコロして、一旦粘着力を下げてからフローリングにつかうとベシャアアーーってなりません。やってみてくださいね。

セルフカット コロコロの使い道

コロコロはセルフカットした後の、洋服についた細かい髪の毛を取るにもつかえます。
肌についた毛も取ることができますよ。
肌にコロコロってやばくない?と思うかもしれませんが、意外に大丈夫です。
首周りについた細かい毛がチクチクして困る、でもまだカットが終わってない、というときありますので
そんな人は肌へのコロコロも試してみてくださいね。
先程同様、洋服や絨毯などの布系で一転がししてから、肌に使ってください。
むきたてでやると、痛いですよ。
ですが、肌が弱い人にはおすすめしません。

100円ショップにも売ってますね。
Amazonにもたくさん売っています。これはランキング一位のようです。

コロコロはいまや一家に一台系なので、すでに家にある人は多いので、
セルフカットでのコロコロの活用は強くオススメします。

お風呂場でのセルフカットはどうなの?について

お風呂場でヘアカットが一番いいのでは?と思う人は多いですよね。

個人的にもときどき利用しますが、お風呂場にはちょっとした問題点があります。
個人的ですいませんが、我が家のお風呂場は暗いんです。
暗い風呂場というか、入浴には困らないんですが、セルフカットするには光が足りません。

窓が付いていて光が取れるような明るいお風呂場でのセルフカットならよいですが、
暗かったり自然光が入らないところでセルフカットは、やりづらく、はかどりません。

十分な光がないと、思ったより切りすぎたり切らなすぎたりと、バランス調整の難易度が上がります。

ご自宅のお風呂場状況で変わる、ということになります。

また、お風呂場だからと調子に乗って切った髪を流していると、排水溝つまります。
髪ってなかなか手ごわいんですよね。
でも気をつけても、細かい毛はセルフカット後の入浴ではかならず落ちてしまいます。
細かい毛は排水溝のネットだけでは拾いづらいので、このようなグッズを使うと比較的ラクになります。

もうすでに詰まっちまった、という人はこのあたりの製品も必要でしょう。
ご存知パイプマンです。業務用なので使い勝手がすごいです。

さて、ここからはセルフカットのコツと必要なアイテムなどを紹介していきたいと思います。

セルフカットのメンタルのコツ5つ

セルフカットのテクニックは、たくさんある美容師さんの動画を見ていただくとして、
くれこ的にはこんなところです。どちらかというとメンタルの方のコツですね。
このような心持ちを意識していただけると、セルフカットと長いお付き合いができる可能性があがります。

その1 切りすぎない
その2 落ち着いてやる
その3 最初からアイテムを揃えすぎない
その4 細かく定期的にやる
その5 手間を惜しまない

難しいことは一つもないですが、詳しく説明していきます。

その1 切りすぎない

当たり前すぎてすいませんが、セルフカットのコツ オブ ザ コツ です。
とにかく切りすぎない、ということです。

少しずつ少しずつ臆病に気弱に小心に切っていきましょう。
たとえば、一発で切りたいところを、あえて3回で切りましょう。

これさえできる人であれば、セルフカットの初関門突破です。
大失敗をすることさえなければ、いいんです。
セルフカットの失敗は、切りすぎでしか起こりませんので。
切りすぎを防げれば、セルフカットとの長いお付き合いができる可能性が広がります。

その2 落ち着いてやる

とにかく落ち着きましょう。決して焦っちゃいけません。
とくに最初は、一人で、落ち着いてじっくり取り組める時間を作りましょう。
この辺りが先程の「セルフカットは在宅時間が長い人向け」という話にもつながってくるのですが、
ドタバタイライラしているタイミングにやってしまうと失敗につながりやすいです。

たとえば、すきバサミと普通のカットバサミを間違えたり。
これ、恐怖です。
くれこもある時、やらかすところでした。
切ろうとハサミに力を加えた瞬間、
「うわ!やばい!すきバサミじゃないし!あぶねー!」という感じです。
0.2秒気づくのが遅れていたら、と考えると、背筋が凍ります、これ。
すきバサミは髪の長さの3分の1くらいから入れていくときがあります。
すきバサミのつもりで普通のハサミでジャキっといったら、ちょっとしたセルフ断髪式になりますので要注意です。

そういう意味では、ハサミの確認は超重要です。
ハサミをすきバサミに間違えるのはまだセーフですが、逆は大変なことになります。

慌てないで落ち着いてやりましょう。

その3 最初からセルフカットアイテム揃えすぎない

ここまでお読みいただいたなら、「よっしゃ!セルフカットするぞ!」と気分高まって頂けてるかもしれません。
もしそうなら、くれこには嬉しいことではございます。

ですが、そんな人にぜひ気をつけていただきたいことがあります。

それは初回から高額なセルフカットアイテムを揃えまくるのはやめておこう、ということです。

断捨離やモノ減らしの視点から言っても、継続できるかどうかわからないものにコストをかけるのはどうかと思います。
ステップアップと共に、グッズは揃えていただきたいものです。

とはいえ文具のハサミを使って髪を切るのはさすがに問題があります。
理由はこれです。髪によくありません。

美容院でプロの方が使用しているハサミはもちろん、事務や図工で使うハサミとは大きく異なります。「ハサミ」というジャンルでくくれば同じですが切れ味や仕上がり、髪への負担は素人でも分かってしまうほどです。セルフカットを失敗したくないという方は必ず髪専用(カット用)のハサミを使うようにしてください。文房具店などで売っているごく普通のハサミで髪をカットすると断面図が汚く、ボコボコした状態になってしまいます。断面図の汚い髪は「枝毛」になりやすく、摩擦など外的なダメージも受けやすくなってしまいます。

頭美人 髪専用以外のはさみで切ると髪は傷む? より引用

同じハサミでも、切るものによっては変えなきゃいけなんですね~。
でも、100円ショップでもヘアカットのハサミは簡単に手に入れることができます。
すきバサミやコーム、ケープなども同じく100円ショップでも購入可能です。
数百円程度の投資でお試しセルフカットができる、と思えば安いものです。
まずは手軽に手に入るものから試してみることをお勧めします。

ですが、安いからとはいえ、モノの購入は少なめにしたいですね。
100円だからと調子に乗って買っていると、家が散らかります。

実は自宅の散らかりとセルフカットには意外な関係があります。
なぜかというと、セルフカットは細かく定期的する必要があります。
自宅の散らかりはセルフカットへのメンタルを悪化させますのでご注意ください。

100円均一とモノ減らしについて考えた記事はこちら ↓
モノ減らしをするためにまじめに100均とのつきあい方を考える【断捨離】

その4 セルフカットは細かく定期的にやる

髪を切るというのは思ったより簡単ですが、慣れが必要です。
初めての人ははっきり行って「ど素人でど下手くそ」ですから、
一回できれいにセルフカットできる、なんてことは絶対に期待してはいけません。
よほどの才能がない限り、それはおそらく無理でしょう。
くれこが不器用だから大げさかもしれませんが、だいたいの人はそう思っていていいかと思います。

初めてセルフカットをして思うのはきっとこれです。
「美容師さんってすごいわ」  

大事なことなので繰り返しますが、
プロの美容師さんのように短時間できっちり仕上げるということを期待してはいけません。

そんな儚い夢はいったん捨てましょう。

しつこいですが、細かく、定期的にセルフカットするということです。
掃除がめんどうとか、そういう甘えは封印したほうがベターです。

セルフカットは「まずは様子をみる」のが大事

とくに初めてのセルフカットは、様子を見ることが大事です。

気になる箇所を少しだけカットしてみて、すぐやめて、まずは1日過ごしてみます。
いつもどおり洗髪し、改めて髪の様子を見てみましょう。
うまく行かなかったところが思ったよりよかったり、
逆に思ったよりうまくいってないところがわかります。

そして翌日以降、再度セルフカットで調整してください。

毎日やるの?めんどい!と落胆する必要はありません。

セルフカットに慣れてくると3日に一度、一週間に1回と、セルフカット頻度を減らせるようになります。
くれこも慣れてきたので、今は2週間に1回程度で大丈夫になりました。
さすがに1ヶ月に1度、とはいきませんが、2週間に1度くらいでしたら
ちょうど髪もモッサリするので、なかなかよい頻度だと思っています。

出かける直前に、気になるところをカットする日もあります。
これはほんとに良くて、気になってたことを解消してから出かけることができるので爽快です。
このあたりこなせるようになると、セルフカットしててよかった、と思えるようになります。

その5 手間を惜しまない

セルフカットは同じ作業の繰り返しなので、ついつい小さな手間を省きがちです。
あー、めんどくさいってなりがちなんですよね。
とくにくれこは鬼のめんどくさがり屋なので。
でも手間を惜しむと失敗しますので、細かい手間を惜しまないでください。

例えばこんな「手間」です。

  • 髪を濡らす、乾かす
  • コーミングする
  • ブロッキングする

このあたりの手間を惜しみだすと、うまくいかなくなってきます。
そういうもんだ、と割り切って、惜しみなく手間をかけてください。

【余談】セルフカットはドライカットかウエットカットか、について

ネットでは、ドライカットとウエットカットどちらがいい?という話がありますが、
「どちらもやった方がいい」とくれこは思っています。

なぜかというと、髪は濡らした状態と乾かした状態ではかなり様子が変わります。
濡らした状態で切るときれいに切れているようでも、
乾かしてみると、「おや、揃ってないな」「重いな」、ということがあります。

逆に濡らしてみて、左右のバランスが悪いことに気がついたりします。
例えば濡らしてみて、触ってみたら、右だけ重たいな、という感じです。
濡れることで髪がまとまるので、わかりやすくなるんですね。

濡らして切っても、時間に余裕があれば、途中乾かしてからの調整カットをしもいいですね。

カットの最終目標は乾かした状態です。
髪を濡らしたまま出かける人いませんよね。
そういうわけで、乾かした状態でもカットしないとさすがに難しいです。

美容師さんですら、乾かしてから調整していますよね。
プロでもそうなんですから、我々ど素人はドライもウエットも、絶対やったほうがいい。
これがくれこのセルフカット経験での意見です。

コーミングを忘れないでほしい

細かいコーミングはど素人セルフカットには必須です。
コーミングは髪をとかすということですが、目の詰まったクシで細かくコーミングすることによって、切ったり空いたりした髪がきちんと落ちます。
ここを手抜きしてはいけません。
大事なことなので、しつこく書きますが、慣れるまでは「1ハサミにつき1コーミング」です。
このコーミングの手間が、切り過ぎ防止になりますので。

しつこいですが、切りすぎさえ防止できれば、セルフカットに失敗はありません。

できれば細かくブロッキングしてほしい

ブロッキングはその名の通り、ヘアクリップなどを使ってブロックごとにわけることですね。
ブロッキングしないとどこを切るべきか減らすべきかがわかりづらくなります。
ブロッキングをサボると余計なところを切りすぎたり、 切るべきところを切れなかったりします。

最低でも2本以上はクリップ使いましょう。

髪ゴムをクリップ代わりにする場合がありますが、くれこ的にはこれはお勧めしません。
ネットの動画でやっている人もいますが、器用だな、と逆に関心しています。
個人的には髪ゴムはくくったり外したりが不便です。
同じ作業をくりかえしますので、地味にめんどうなんです。
めんどくさがり屋の人は、ヘアクリップ、買いましょう。安いもんです。

細やかに簡単にブロッキングする必要があるため、セルフカットにはヘアクリップは便利です。
1本100円程度でも買えますし、100円ショップでも購入できますね。

セルフカットアイテムについて【くれこの場合】

くれこが実際に利用しているセルフカットアイテムはこちらです。
高いものはありません、ほとんどAmazonで買いました。

注文した日のワクワクは忘れません。
「いつ届くかしら、ドキドキ。」と楽しみにしたものです。
まあ、翌日届きましたけどね。

このヘアカットセットは、ハサミにすきバサミ、コームとクリップが2本ついて2,600円程度。
セルフカット需要が増えているのでしょうか、Amazonではこんなセルフカットキットがたくさん売られています。
たくさんある中でも、これはAmazonのオススメでしたので、口コミだけでも見てみましょう。

すきバサミ、絶対必要です

「すきバサミっていらなくない?」という意見もありますが、
くれこ的にはすきバサミはなくてはならないと思っています。
普通のハサミだけで軽くするのは、さすがに難しいです。
美容師さんがシャッシャーとスライドカットする場面は、見ていて心躍りますよね。
でも我々ど素人には、敷居が高いです。っていうか、最初っからは無理っす、という感じです。

そんなわけでセルフカットは調整がメインですので、「髪をすく(軽くする)」ことが簡単にできる、
すきバサミは大事です。ここはケチらずすきバサミ買ってください。

むしろセルフカット初心者さんは「すきバサミからはじめる」で良いと思います。
髪の長さはロング、ショート関係なく、髪をすくことは多いでしょう。
例えばロングヘアの人でも、内側を軽くすいておくと、軽くなります。
またロングヘアならではのお悩み、髪を乾かす時間も手間も削減できます。

ではどんなすきバサミがいいでしょうか。
すきバサミはすき率のパーセントが違いますので、購入時に確認してください。

初心者向けすきバサミは一切りで髪をすく量(パーセント)が低く作られているものがあります。
なので、すき過ぎてスッカスカになるような失敗が起こりづらい、ということです。
こんな商品も販売されています。

これは3,800円程度です。すいません、くれこは持っていませんのであしからず。
くれこの利用するアイテムが2,600円程度なので、それと比較するとちょっとお高めですが、Amazonでも高評価です。
この製品はすきバサミのすき率が15%と低めなので、失敗しづらいそうです。なるほど。

セルフカットグッズの購入検討しているひとは、まずはレビューだけでも見てみましょう。

すきバサミ単品ならこのあたりは高評価です。
すきバサミだけ買いたいならこのあたりは好き率も低く初心者向けではないでしょうか。

ケープはいるか要らないか、ですね。迷います。
くれこは最初は、フローリングの部屋で切った髪をただ掃除機かけて対応していましたが、
小さな毛が落ちていることもあったりして、家族から「チクチクして痛い!」
とクレームされたのでで購入しました。

切った髪を全部を受け止めるのはさすがに無理ですが、ある程度は受け皿になります。
袖から手が出ますので、セルフカットでもこの手のケープがあった方が便利といえば便利です。

ただし、難点があります。
それは、保管がかさばる、ということです。
この手のケープは広げるためにワイヤーが入っているので、思った以上に保管が面倒です。
ブワッと広がるので、保管時はビニールに入れていますが、収まりが悪いです。
こういった普通のケープのほうが、そのあたりは便利だと思います。

ヘアスタイリングツール (ブラック)

なので、髪を切りながらも、マメに掃除機をかける+広がらないケープの組み合わせが、よい組み合わせかもしれません。

鏡(三面鏡)

セルフカットには鏡がなければお話になりませんね。
確実に鏡は必須アイテムです。
鏡なしで切るのはいわゆる無理ゲーです。

でも三面鏡までいるかしら?と思う人はいるかもしれませんね。
わかります、私も最初はそうでした。

自宅の洗面台が三面鏡という人はうらやましいですね。
くれこは自宅に三面鏡がないため、しぶしぶ購入しました。

最初は三面鏡なしで、合わせ鏡でやっていましたが、めんどくさいにもほどがありました。

しかも手鏡での合わせ鏡は片手を塞いでしまうので、セルフカットにはかなりの悪環境です。
もしセルフカットを続けたいなら、三面鏡はマジメに検討してください。

初めて三面鏡を使ったセルフカットの時は、あまりの便利さに感動しました。

三面鏡はいろいろありますが、こういった吊るし方の三面鏡がくれこは好きです。

ドアなどに引っ掛け立ったまま使えるので非常に便利だと思います。
なぜ、立ったままが良いかというと、首まわりがみやすいからです。
ショートボブならではかもしれませんが、座るとなぜか首周りが見づらいんですよね。

このような三面鏡は、似たような商品が多いのですが、結構詐欺商品も多いので要注意です。
かならずレビューなどをチェックしてから買いましょう。

こんな置き型鏡もあります。

とはいえ、置き型は高さ調整には難ありですので、
個人的には「立ちセルフカット」する方法をオススメしたいと思います。

役に立ったYou Tube動画

セルフカットの動画はほんとうにたくさん公開されています。
提供してくれている美容師さんに感謝しかありません。

こちらは参考になったセルフカットの動画です。
減らし方、すき方を丁寧に説明してくれています。

他にもたくさんの美容師さんが動画を上げてくれています。
はっきり言って、参考にならない動画ないよ、と思うくらい、どれも参考になるので、
動画を見ながらセルフカットはモチベーションも上がるのでオススメです。

セルフカットしたいけど、行きつけの美容師さんをどうするか問題【意外と重要】

幸いにもよい美容師さんに出会えている人も多いと思います。
とくにセルフカットをする必要もなく、信頼する美容師さんにお任せできているかもしれません。

でも、そんな人もセルフカットしたくなったら、どうしたらいいでしょうか。
美容師さんのためにあきらめますか?
長く付き合っている仲の良い美容師さんと良い関係を保ちながら、
セルフカットをチャレンジしたほうがいいですよね。

くれこは、美容師さんに事前に話しておきました。
こんな内容です。

  • 実はセルフカットに興味がある
  • 自分で髪を切れたら素敵だと思う(美容師さんい憧れる)
  • もしセルフカットして失敗したら泣きついていいか

「美容師さんにセルフカットの話なんて、なんちゅう客や」、と思わかもしれませんが、
人によっては長いおつきあいの美容師さんもいると思います。
であればなおさら、このあたりはふれておいたほうが良いかもしれません。
長い付き合いでしたら、「セルフカットしてみたいよね~」くらいで理解してくれる可能性も高いです。

月イチ定期に来ていた常連さんが来なくなるのは、美容師さんからしても悲しいはずです。
業務柄、慣れているとは思いますが、自分が仲の良い美容師さんにそんな思いをさせるのは
あとで心が痛むかもしれません。

それなら事前に「セルフカットしてみたい」というキモチを伝えておけば、
あとでそこに戻ることもできると思いませんか?

セルフカットで失敗して、また急にもとの美容師さんに駆け込むよりはハードルが低くなると思います。

セルフカットしたなんて、とても言えない!となってしまうと、
また行きたくなったときに、せっかく仲良くなった美容師さんをあきらめて、
別の美容師さん探しをするハメになります。
これはほんとうにもったいない話です。

ほんとに仲良しの美容師さんなら、手土産の1つも持ってから、セルフカットの話をしてもいいですね。
事前に相談しておけば、髪を切る楽しみを知っている美容師さんですから、わかってくれると思います。

後々に自分の心が不快にならないよう、うまくすすめて頂きたいものです。

とはいえ、いまの美容師さんと仲がいいからセルフカットは諦める、というのももったいない話です。
どちらが重要かはその人次第ですが、一度は試してみないとわからないのがセルフカットです。
くれこはセルフカットが大好きなので、あえて深掘りさせていただきました。

まとめます

以上、セルフカットの精神論を語らせていただきました!

自宅で自分で、自分のペースで行えるセルフカット。
続けられない環境ですと、無駄なチャレンジで終わる可能性も高いです。
思ったよりめんどくさー、ということもたくさんあります。

でも、セルフカット好きが、おもいっきりまとめますと、

「やってみなくちゃわからない」です。
どっちなんや!と突っ込まれそうですね。無責任ですいません。
「続かなくても仕方ないわ!」ぐらいで試してみるのもありかもしれません。

興味がある人は、まずは試してみて、続けられるか、自分に向いているか、判断してみてはいかがでしょうか。
これを機に、素敵なセルフカットライフになることをお祈りしています。

くれこは白髪染めもセルフ派でして、セルフカットしたい人には
まずはセルフ染めもおすすめです。関連記事もどうぞ。

関連記事 自宅白髪染めをおすすめしたい【アラフィフ・黒髪・ショートボブ】

関連記事 白髪染めカラートリートメント時代【かなりジプシーしたのでレビュー】

アラフィフのくれこが、「100人に1人程度のミニチャレンジ」をテーマに、
こんな記事かいてますので、よかったら読んでやってください。

コーヒーエネマについて コーヒーエネマに向かない人の3つの特徴はこれ

インスタントポットについて インスタントポットと断捨離


最後までお読みいただきありがとうございました。