子育てのイライラにサウナ【怒ってばっかりじゃつらい】

子育てのイライラにはにサウナがいいよ、という話です。
くれこは毎日怒ってばっかりでした。

怒ることは悪いことではありませんが、怒ってばっかりは自分が辛いものです。

ただ、サウナに行くようになってから、イライラがものすごく楽になりました。

くれこはクレーマーなので、子供に対しても対話は欠かしません。容赦しません。

子どもたちに「ママ、めんどくさい」と言われようと、対話をしています。

クレームは交渉なので、かなり冷静さが大事です。
誰かと交渉するときは、頭はスッキリしていないと問題です。
ごちゃごちゃした頭では、つい感情的になってしまったりするので。

よくあるカスハラ(カスタマーハラスメント)などは、
怒り心頭で文句行ってしまっている人達ですね。

子育てについては、こんな記事も書いてます。

じゃんけん禁止【クレーマー子育て】

揉め事をじゃんけんばかりで解決していると、そのうち交渉できなくなっちゃうよ、という話

怒らない子育てがしたい【理想だ】

さておき、「怒らない子育て」。素敵ですね。 理想です。

でも簡単に言わないでほしい、めちゃくちゃ難しいです。

たまにそういうあまり怒らない親御さんがいるので、
「どうしてそれができるの?」と、
尊敬の念を込めて聞いてみたことが何百回もありますが、
「 そんなことないよ~、やっぱり怒っちゃうんだよ。」と皆さん言われます。
ほお、この人でも怒るのか、とホッとしたこともあります。

怒ってもなんにもならない、なんてみんな知っている

「子供に怒ってもなんにもならないよ。」なんて、みんな知っていますって。

「怒ってばっかりだと、子供が大事になときに頼ってくれませんよ。」
という内容が書かれた本も何冊も読み、勉強しました。

すごい名前の本だが勉強になる【いい子に育てると犯罪者になります】

書籍名でビビって思わず買った本が面白かった話

子供は可愛い、すこやかに育ってほしい。
このままじゃいかん!といつも思ってました。

でも毎日、たいへんです。

とはいえ子育て大変

くれこも二人の子供を育てています。小学生です。
高齢出産だったため、人より遅めの子育てに奮闘中です。

年齢のせいにしてはいけないですが、アラフィフの子育ても意外と大変です。
若くに産みたかったといつも思います。

高齢出産なので年齢が高いので、思慮深い子育てができるのでは?と言ってくれる人もいるのですが、
くれこは思慮深くないのでそんなことありません。

手を出して、そして大後悔

むしろ加齢によって、精神的に柔軟性が無くなってきてるなあ、と思わされる日々です。

子供はまず思い通りになんてできません。
きっと皆さんも一緒だと思います。
くれこはクレーマーなので、できるだけ理屈で子供にも相談して話し合いをするように心がけています。

とはいえ、傍若無人な子供の立ち振舞いに怒り爆発することがあります。
過去には手が出てしまうような時もありました。

あまりにも危ないことをしたり、あまりにも人に失礼なことをしたりする姿を見てしまうと
怒鳴ったり、手が出たり。私は結構ありました。

ただそれは何の解決もならず、
「手を上げてしまった・・・(泣)」
と自分に対して大きな後悔と自分に対する不信が残るだけです。

「なんで私はこんなことをしてしまったんだろう(泣)」と。

その後めちゃくちゃ落ち込むことになります。

子供はそんなにバカじゃない

いつも親がイライラ怒ったり怒鳴ったりしていれば
「あ、また怒ってる。」と、子供も気がつきます。

うちにはこのパターンの性格子供がいます。
上の子は「今怒ってるから、しょうがない、ほっておこう。」と対応してきます。
下の子は、気が強いので、逆に「もっと怒らせてやろう!」と怒らせることをやってきます。

「人に怒っちゃだめよ。なんて言ってるくせに、自分ができてないじゃん。」
と言われます。ぐぐぐ、そのとおり、としか言いようがないですね。

完全に駄目スパイラルです。

とはいえ現実は厳しい。
頭で分かっている事が出来るなら、こんな簡単な事はありません。

限られた時間で家事や仕事をしたりと、時間の制限がある中です。
「余裕がある時ならきっと私も・・・」と思っても、ほとんど時間に余裕なんてなく
そんな日はおそらくこの先やってこない。(と思う)

子育て中は自分のことだけでなく、子供の事にも気を配らなければいけない生活。
我が子可愛さで何とか乗り越えていますが、
もう少し気楽にできないか、と模索しているとき、サウナに出会いました。 

サウナがなぜ子育てのイライラに良いか、を深ぼってみる

さて、ついつい熱くなり、長くなりましたが、本題です。
今回はこんな人にお届けしたい記事です。

  • 子育てでイライラする
  • 怒ってしまい、かえって自分が落ち込むダメスパイラルだ
  • もう少し楽に子育てしたい
  • サウナには関心がある

くれこの経験を振り返りながら深掘りしていきたいと思います。

サウナのうわさを知った日

サウナって、脳疲労が取れるらしいよ」

こんな記事を読みました。脳疲労・・・。
「脳疲労」に心当たりがあるくれこでした。

脳疲労、という意識がなかったが、

くれこは呑気な性格で、仕事でもそんなに悩み苦しむようなことは無かったタイプでした。
というのも、仕事は誰かが助けてくれますし、最悪、お金さえ諦めればなんとかなる、
そんな能天気な考えで、あまり人に巻き込まれないマイペースな人間です。

ところが、子育ては違った

脳疲労に関心を持ったきっかけは、まさに子育てでした。
生まれた瞬間から、泣き続け、あばれつづけ、次から次へ要求を続け…(以下略)

かわいい我が子ですが、終わることのない要求に頭も体もヘトヘトに。
自分を頼ってくれる愛しき存在、ただ、つらい・・・。

子どもたちはいろいろできるようになった、でも

小さな子は、当然手はかかるので、とにもかくにも忙しい日々。
食事にオムツにトイレに着替えに(以下略)
それでもストレス、というほどのことはありませんでした。
忙しいだけで、脳疲労ということは考えたこともありませんでした。

ただ、子供がいろいろできるようになり、ボキャブラリーも増えました。
成長が嬉しい反面、こんな展開に。

反抗と文句の日々が始まる

とにかく母親の顔をみると、文句。
「なんでママはそんな服を着てるの?」「いちいちうるさい。」「もう言わないで!」

そして、反抗。

手を洗おうか → 洗わない
準備しようか→ しない

例を上げればキリがありませんが、四六時中これです。

反抗するのはよいことだ、が

どんな子育て本にも書いてありますが、「反抗できる」ということは大事なことだそうです。
むしろ、できない子は後々怖い、なんて話はよく聞きますね。

そうか、うちの子は、無事に成長しているんだ!よかった…。

でも、辛いぞ・・・

我が子がいくらすくすく成長していようとも、辛いものは辛いのです。

日々この葛藤が蓄積したのか、人生ではじめて、「うわあああ!脳が限界!」という気持ちになりました。
鬼の貧乏でも、妊娠中に臍帯下垂になったときでも、ここまで追い詰められませんでした。

臍帯下垂ってなんだ!

妊婦のたった2%の発生率の臍帯下垂になってかなり焦った記録


のらりくらりと生きてきたくれこは初めて「脳疲労」というものを体験したと思います。

子育てして約10年、子供はかわいいけどイライラする悩ましい日々でした。
子どもとの関係性を壊すようなことになりかねないなと悩んでいました。

そんな中、もしも、もしもサウナがそんな私の脳疲労を解決してくれるとしたら?
こんな素敵なことはありますか?

たどり着いた本はこの本でした。

本を読めば読むほど、「これや!これしかない!」という気持ちになりました。

サウナ試そうと決意

そんなに脳疲労にいいなら、試してやろうじゃないか、サウナ。
サウナの入り方は本を読んだので、ほぼ理解できました。
ところが、一つ問題がありました。それはサウナが苦手(むしろ嫌い)だった、ということ。

サウナ嫌いだった

サウナは熱くて苦しいので昔から嫌いでした。
あの独特の息苦しさ。なんであんなもんが好きな人いるのか?と思っていました。

とくに水風呂なんて最悪です。
わざわざ銭湯にきて、なぜ冷たい風呂にはいるか、謎でした。
たまに銭湯やスパに行ったことはありますが、
そんなとき、水風呂に入った他の人の水滴がかかっただけでもキレそうになるくらい嫌いでした。

「水風呂必須」と本に書いてあった

さきほどのサウナ本には、水風呂が必須と書いてあります。
水風呂はいやですが、水風呂がないと、サウナ意味が無いと書いてあります。
これは入るしか無いと諦めました。

この本は素晴らしい本です。読んで損なしです。
でも子育てで本当に悩んでる時に読むと辛すぎるのでお勧めしません。
勇気をもって読んでみてください。まさに子育ての勇気です。

Audible版もあります、書籍より断然おすすめです。

サウナブームでしたし、なんとなく読んでみたのがきっかけでしたが、
たしかに、頭がパンパンになって余裕がないから怒ったり、怒鳴ったりしてしまうのかもしれないと思い、
読み終えたあと、藁にもすがる気持ちで地元のサウナに行きました。

そしてサウナへGO

サウナ初日

サウナ本にある通りに、ベーシックなサウナの入り方をしました。
サウナ室のドアを開けた瞬間のあの熱波。初回は苦しくて最悪でした。

じっと座って黙っていて、つまらない。サウナ内で放映されているテレビもクソつまらないわけです。
殺人事件のドラマの再放送なんてみたくないです。

そして死んじゃうんじゃないか?と思ったくらいです。死なないですけどね。
汗もちっとも出ません。周りの方はメチャクチャ汗をかいていてうらやましい。
やっぱり、私にはむかないんだ。と。
頭は熱いし、腕とか太ももとか一部だけ、熱い。ちょっと痛い。

もう嫌だ。

ただ、ヘタレのくれこも今回は本気でした。
本も読んだし、絶対3セットやるって決めていました。
どうしても嫌なら今日で終わりにしよう、とまで思っていました。

1セット目が終え、2セット目の外気浴の休憩の時に はじめての感覚に襲われました。

「体中に血管ってたくさんあるんだなあ」

当たり前じゃん、と言われそうですが、強く実感しました。
心のBGMは「手のひらを太陽に」です。
ぼーくらーはみんなーいーきているー っていうあれです。

余談ですが、この歌はアンパンマンのやなせたかしさんが作詞だそうです。

話を戻します。
腕や足、背中に至るまで、すっかり忘れていた自分の血管たちの存在に気が付きました。
「そうか、こいつらはいつも私のために働いてくれているんだな。」
と不思議な気持ちになりました。そのイメージは「はたらく細胞」でしょうか。

おもしろいですよね、あれ。Amazonで無料で見れます。


それはさておき、そして横になっているとだんだん頭がふわふわしてきました。
これは大丈夫なんだろうか、気を失うのでは?と心配になるほどです。小心者なので。
すると次の瞬間こんなことが起こりました。

あれ?子供のことすっかり忘れてた

忘れる、という戦利品

なんということでしょうか。サウナに入りなんやかんやしている間、
悶々と頭に詰まっていた子供たちのことをまったく考えていなかったのです。
子供の事どころか仕事のことも忘れていました。大丈夫か?

今日習い事だな、とか、明後日遠足だな、とか、学校の書類を提出しなきゃ、とか、
仕事ならミーティングスケジュールとか、提案書とか請求書とか仕事のタスクなどなど

そういったいつも頭に引っかかっていることをすべて忘れていました。

  • 仕事や家庭のタスク
  • 不安
  • 寂しい気持ち
  • 怒り
  • 夕飯の献立(おまけ)

こんなどこかもんもんとしているキモチ。一時的にも「完全に」忘れていたのです。

四六時中モヤモヤしていたのが、こんな形で解消できるとは、驚きでした。

その日はなれないサウナに疲れ、ある意味元気なく帰宅。
子どもたちに怒る気力なし。ある意味成功かな、でも疲れたな、という感じでした。
ただ、あの感覚はいったいなんだろう?というなにかの兆しをみたような、そんな体験でした。
次回も行ってみよう。

高まる期待 サウナ2回め

これはいけるかもしれない。もしやサウナは本当に効果があるんじゃないか?

ほんのすこし味をしめた私はその数日後またサウナに行きました。

今度はもっとしっかり入ってみようと思い、
サウナ本の教え通り心拍数を正確に測り、
サウナと水風呂を終え、体をさっと拭き外気浴。
寝椅子にリースに寝転び、力を抜き細い深呼吸とリラックスをできるように力を抜きました。

今日も体中の毛細血管がそこに存在を示してきます。
自分の体に向き合う時間となります。
次の瞬間こういう思考になりました。

「私が怒ったのは、そんなに怒るほどのことだったのかな。」

そしてその瞬間

もうどうでもいいや

どうでもいいや、と思い始めました。
もう、細かいことを考えられなくなるんです。
そして、なんだかよく分かりませんが、幸せな気分になり。
「優勝した・・・」とつぶやいていました。

振り返って理解したこと

サウナで体中の血管は活発化し、頭はすっきりだけど体はぐったりとしている状態。
外気浴では風が当たり、チクチクするような涼しいような不思議な感覚です。
そんな体の感覚を追いかけてる間に子供のことも仕事のことも考えられなくなります。
くれこの表現力では難がありますが、ほんとうに何も考えられなくなるんです。

二回目のサウナ終了時の感想

二回目のサウナであらためて「これ絶対にいいわ!」と、確信に近くなりました。

二回目帰宅後「怒れなくなった」

その日のサウナ直後はいつも怒ることに「怒れなく」なりました。
怒らなくなったではなく、怒れなくなるんです。
いつもはこんな感じです。

怒れる母の日常の例(くれこの場合)

ここで日常の怒る母の事例を。

学校から帰宅して手を洗わない息子に、いつもであれば
「手を洗いなさい!」と怒るところです。
もちろん、そんな事で簡単に手を洗うようなヤワな息子ではありません。

いつもでしたら、このスパイラルです。

1つ怒る 例 手を洗いなさい
2つ怒る 例 ランドセルを片付けなさい!
3つ怒る 例 宿題してからおやつでしょ!

と、怒りは怒りを呼び、むなしく積み重なるものです。

サウナ後の感覚は違った

ところがサウナ直後のくれこの感覚は
「手を洗うか洗わないかなんて本人の自由だわね。」でした。

なぜそんなことを考えたかも、わかりません。
ほんとになぜかわかりませんが、怒れなくなりました。

怒らない母を見て、息子は物足なさそうに、独り言をいいながら手を洗いに行きました。
いつもなら、手を洗いにいった息子をみたら、
「よっしゃ、勝利!」と思うところですが、それすら思いませんでした。
「べつに、勝ち負けじゃないし。」という気持ちです。

本当に脳が落ち着いていると言うか、怒る気がおきなかったのです。
怒りで相手を制圧したときは喜びがあるものですが、
怒りがないので、制圧した喜びもないのです。

怒りを軸とした感情の起伏が起こりづらいんです。

私は少しおかしくなったのかな?頭悪くなったのかな?と思うほど。

その日は1日、怒らないで過ごすことができました。
くれこにとってこれは「キセキ」としか言いようのない出来事でした。

3回めのサウナ さらに高まる期待、だが

「サウナでかなり解決できるかもしれない」という期待にさらに胸を躍らせていました。

3回目のサウナ後も、2回めと同じく怒りキックの感情起伏が起こりません。

見つけた

きっとこれでいいんだ、とほぼ確信に変わりました。

後日談 そしてまた、怒ってしまった

前回のサウナから数日後、、また怒ってしまいました。

息子は反抗期なのか、とにかく母親が言うことを逆にしたがるという時期です。
私が反抗期を終わらせることはできません。
天気と一緒で雨が止むのを待つしかありません。自然におさまるのを待つしかありません。

原因は、習い事の時間なのにテレビを見たり、用意をしなかったりとダラダラしていたことでした。
時間を守れないというのは非常に怖いですし、遅刻するようなことがあれば問題です。
時間を守らなければいけない、という常識もあります。
常識的なときって、要注意ですよね。
またいつものように怒鳴ってしまいました。

またやってしまった後悔

「また怒ってしまった」
やってしまったと今度は強烈な後悔が私を襲いました。
この日ばかりは泣きたくなりました。

自分を責め続けました。
どう考えてもすっきりしません。
自分への不信と心配に変わり、自分が醜く汚い人間にしか思えません。

「このまま私が怒り続けたらどうなるんだろうか。」と。
また同じことを繰り返すのか、と。

これでは良くないと思い、またもや翌日はサウナに行くことを決め就寝。

仕事のスケジュールを調整し、
少し朝早く仕事を始め、昼には一段落させるスケジュールに変更しました。

4度目のサウナ

三度目の正直ならず、4回目のサウナです。
同じ施設に4回めなので、もう随分慣れてました。
入場の方法サウナの入り方、などなど、かなりスムーズな動きでサウナを3セットすることができました。
いつものように寝椅子に寝転び、力を抜いて細い呼吸を行いました。

怪現象発生

ぼーっと天井を見ていると天井に付いているライトが勝手に動き始めました。

何これ一体!こわ!
と思いましたが、サウナに入ったせいか、物が歪んで見えるような状態だったようです。
この感覚は不快ではなかったので、ずっとそのままその感覚に身を預けてみました。
するとふわーっといろんなものが動きます。
目をつぶると空の明るさがまぶた裏に残ったり、
目の端がキラキラと光ったりしています。
これが噂の「ととのう」ということなのかもしれない。

面白いのが、眠いわけではないということ。
ぼーっとするような、でも頭はすっきりしている。
心地よいだるさ、そして思考をすることができなくなるのです。

先ほどまで悶々としていた子供のことが頭から消えていました。

自分と向き合うきっかけになる

サウナを始めてから1年以上は経ちましたが、子供達に怒ることがすごく少なくなりました。
すいません、ゼロにはなりません。
でも感覚的には1/10くらいになったようなイメージです。

それまでは「息子」とか「娘」とか、個体しか見ていなかった感じです。
そこに「自分+息子」とか「自分+娘」という俯瞰力がついたような気がします。
自分も入れてあげると、ずいぶんと分かりやすくなるものです。

怒ったって仕方ない、ということは頭では分かっていましたが、
サウナを始める前まではそれができませんでした。
自分の怒りの感情をコントロールできていなかったんだなと振り返っています。

自分が原因だった

気の持ちよう、とはよく言いますが、サウナ前とサウナ後の自分を比較して思います。
イライラしたり怒鳴ったりしていたのは子供達と向き合えてなかったのではなく、
自分と向き合えてなかったのが原因なんだなと思わされています。

今自分が辛いのか、辛くないのかを見つめる

サウナに行き始めて変わったのが、
「自分が今、辛いのか、辛くないのか」を考えるようにうになったことです。

「自分が今辛い状態」を把握できてない人は非常に多いと思います。
仕事でも子育てでもそれは同じです。
くれこは、把握どころかそれを考えたことすらほとんどありませんでした。
「大丈夫、これがあたりまえ」とテンションで乗り越えているような状態でした。

自分に向き合えるようになって、
あー、私辛いんだな
という事に、気がつけるようになりました。
これはとても大きな前進だったと思います 。

逃げて上等

サウナに入るようになり、逃げるということを覚えました。

悩みやもやもやについての思考を止めて、一時逃亡するんです。
人によってその方法はいろいろあるとおもいます。

呉この場合、辛くて頭も心もいっぱいいっぱいのときは、
サウナに行けばいいや、と思えるようになりました。

サウナに行けばある程度すっきりするでしょう、という安心感です。

それって一つの中毒なんじゃないの?
子育てからの逃げなんじゃないの?
と言われたこともあります。

そうかもしれません、でもそれがなにか
と考えるようにしています。

「逃げるな」と言う人にはロクな人いませんから。
ブラック企業の上司じゃありませんし、鬼ごっこでもありません。

先程も書きましたが、
どんなストレスを解消するかというのは、人それぞれでいいと思います。

お酒を飲んでもよし
お買い物してもよし
サウナに入ってもよし

くれこは断捨離をしているので、お買い物はできるだけしません。モノが増えてしまうんで。

関連記事 断捨離とクレーム

クレーマーが考える断捨離とクレームの関係

お酒は毎日飲みますが、脳をリセットするには至りません。
そんなくれこには、サウナがちょうどよかったのかもしれません。

【子育てあるある】考えても仕方ないことは考えなくてよい

子育てというやつは、考えても仕方ない事って山ほどあると思います。

子供がご飯をちゃんと食べてくれない
成長に問題があったらどうしようか
将来グレたらどうしようか

かわいい我が子ゆえ、心配なことが多いのですが、
不良になるかもなんて考えても無意味ですよね。

工夫や対策をするのは大事なのは重々承知していますが、
悩んで考えてもあまり解決にならずにストレスになるばかりです。

くれこの場合、「何故息子は反抗期なんだろうか」、と考えてみても何の意味もありませんでした。
「それは成長です。」、で終了ですから。
考えて落ち込んでも時間の無駄です。

無駄思考を捨てる

考えても仕方ないことを「無駄に考えないようにする」という工夫が必要なんではないでしょうか。

断捨離でいえば、使わないものを捨てるようなことですかね。
考える時間をゼロにするのは無理ですが、
考える時間、悩む時間をへらすというのは少しづつでも可能だと思います。

くれこの場合、サウナはとても効果的でした。

忙しくてサウナいけない場合

子育て中の方はだいたい忙しいですよね。
仕事、家事と時間は少ないです。もちろんくれこもです。

時間の作り方はさまざまです。

  • パパ(またはママ)に夜少しだけ子供を見ててもらう
  • お友達との食事会をキャンセルしてみる
  • 美容院やネイルサロンの回数を減らしてみる
  • 夜、スマホゲームや動画を見る時間を時々サウナに当ててみる
  • 平日に有給取れたら取ってみる

やろうと思えば、週に数時間の時間は、つくれるものです。

くれこは子供の習い事の送迎待ちの間にサウナいったりもします。
パパママ友さんには驚かれますが。

自分のメンタルを安定させるのは
家族にとっても有効と思い、くれこはクレーマーなので、日々家族と話しています。

関連記事 クレームのすすめ

クレームする能力って人生に結構役に立ちますよ、という話

通えなくてもいいサウナ、ときどきでもいい

絶対そんなに時間はつくれない!という多忙な人は、
毎週いけなくても、一度体験して見る時間をつくる方法はあると思います。
体験してよければ、必ず時間はできます。「時間を作る気になる」と言ったほうが正しいかもしれません。

まとめます

子育てのイライラにはサウナが素敵、ということでご紹介してきました。

ほんとうかな?と思うのも無理はありませんが、
もしいま、くれこのように子育てで悩んでて頭がパンパンな人は、
サウナを試してみてはいかがでしょうか。

サウナを活用した子育てイライラ解消におけるメリットを、短期・長期でまとめてみました。

■子育てイライラの短期的効果

  • ひとまず今の怒りが収まる
  • 自分と向き合うきっかけとなる
  • 自分の限界点が少し見える

■子育てイライラの長期的効果

  • 考えても仕方ないことを考えなくなる
  • 自分と向き合った結果、俯瞰して物を見れるようになる
  • 無理をしなくなる
  • ストレスMAX時の駆け込み寺ができる 

もちろん賛否両論あるとは思いますが、くれことしては大成功でした。

子供にイライラしても怒っても効果もありませんし、
精神衛生上良くない上に、何も良い方向にすすまないのであれば、
その解消のきっかけとしてサウナを試してみてはいかがでしょうか。

余談です。
サウナと同じく、子育てのイライラ改善には断捨離もおすすめです。

関連記事 なくしものがなくなった話し【クレーマーの断捨離】

忘れモノ、無くしモノチャンピオンだったくれこが、モノを減らしたら忘れ物、無くし物がなくなった話

モノとの向き合いが、間接的に自分との向き合いになる、という話です。
詳しくはまた、改めて書いてみたいと思います。

子育てはだいたい初心者

子育てっていつも初心者ですよね。手探りでやって行くしかありません。
子育てイライラに同じ悩みをお持ちの方に参考になれば本当に幸いです。

ここまでお読みいただきありがとうございました。