ニキビとの戦いに勝った日

こんにちは、くれこです。自称やさしいクレーマーです。
今回はクレームする先がないニキビのお話です。
そしてニキビとの長きに渡る戦いに勝利したお話です。

ニキビ肌にもいろいろありますので、今回はこんな方に向けた記事です。

  • 粉吹くレベルで乾燥肌なのにニキビ肌
  • ニキビが膿みやすい
  • 同じ場所にニキビができる
  • ダブル洗顔が必須だと思っている

くれこは長年、ニキビと戦ってきました。
思春期から30代中盤まで、ニキビがない日はありませんでした。
仕事づけで、酒をあびるほど飲み、喫煙をし、極めつはに便秘ライフでした。

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そんなふうに日々を過ごしていたので

「きっと、生活習慣が悪いからな。」と思っていました。

まとめますと、思い当たるフシはこんな下記です。

生活習慣、食生活・・・確かに悪かったです。(反省)
スキンケア化粧品・・・いくら使ったか、わかりませんが、かけている割に効果がなかった。(反省2)
エステ、皮膚科 ・・・たしかに効果あったが、忙しくて続かず。(反省3)

結婚と出差

30代後半で、結婚と出産をしました。
育児、家事に追われ、外出は近所で買い物や公園くらいに。
メイクする機会も少なくなり、だんだんダブル洗顔する必要もなくなっていきました。

なぜかニキビができなくなってきた

そんなある日、「最近ニキビできなくなったなあ」と、気づきました。

「やっぱり、生活習慣かな?」と思いながらも、よく考えるとそんなに改善してなかったんですね。

ご存知の通り、子育中って忙しいですよね。自分の時間ってほとんどなくて、生活習慣も食生活もよくないんです。(私だけ?)
夜中はしょっちゅう起こされて睡眠不足、自分の食事なんて適当だし。
お酒とタバコは減ってましたが、やっぱり便秘もしていました。

このころから少しづつ、自宅で仕事もはじめていたので、結構忙しい日々でした。

子供を抱っこ紐で送りながら書類を作るなんて ほぼ毎晩でしたし、「むしろ外で働いていた時期の方が楽だったな」と思っていました。

スキンケアなんてろくすっぽで、美容院すらまともにいけませんでした。

髪の毛も伸びっぱなしです。今は自宅でセルフカットなので、セルフカット当時からやっとけばよかったなあ なんて思うくらいです。

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ではニキビに悪いと言われる、ストレスとやらがなくなったんでしょうか。

日々追い回され、たまには一人でお出かけしたいな、なんて願う日々がストレスフリーかは謎ですので、これも違うでしょう。

何が良かったのか、さっぱりわからず、夜な夜なネットで調べました。
長年悩まされたニキビはなぜ良くなってきたかと。

ネットでいろいろな記事をみて、自分なりに仮説をたてて調べました
私がたどり着いた「治った理由」はかなり意外なものでした。

結論「顔を洗わなかった」から

うそつけよ、と言いたくなる気持ちはわかります。
顔を洗わないと、気持ち悪いですよね?
そして、毛穴が汚れると、ニキビできるはずですよね。
ところがそうではないということが、体験と調査で判明しました。

【悲報】なんと洗顔がダメだった

調べたら面白いことがわかりました。
肌荒れの原因は洗顔。顔を洗うと肌は荒れるんです。
わたしのような肌荒れタイプは洗顔料、メイク落とし、タオル、そして自分の手指で顔を弱めていくんです。

摩擦をしないのが最大の対策ということです。
よく昔の人が言ってましたよね?
「肌には何もしないのが一番!」って。本当にそんな感じです。

さらに面白いのは「水」。
意外と怖いのが水で、油分を奪い、肌を柔らかくする反面、弱めていく上に、水道水は塩素などの肌に良くない物質が多い。さらにシャワー水圧が摩擦の原因になるそうです。

じゃあ、塩素除去ならいいの?となりそうですが、水自体が肌にダメージを与えるので、そういう話でもなさそうです。

目からウロコだった洗顔問題

洗顔自体がダメで、水すら危険なら、何をすればいいんだ、という感じですが、理由は下記のようなことでした。

肌が弱い人は角質層が弱いです。ボロボロです。

洗顔は汚れを取るために、どうしても一時的に角質層が乱れます。

角質が正常な人や肌が健康な人にはあまり ダメージはないようです。
角質層が乱れると、肌に保水できなくなるため乾燥します。
乾燥した肌は、何を思ったか肌を守るために余計な油分を出します。おい、肌よ、何やってんだ、と言ってみても無意味です。

乱れた角質層に足りない水分、さらに余分な油分、ここに雑菌とくれば、もうニキビにリーチがかかります。菌が繁殖し、ニキビができます。


そんなわけで洗いすぎずに、肌本来の機能を回復させるために、摩擦をさけ、保湿をしていけば良いという極めてシンプルな話です。

よくいう「脂性肌、ニキビ肌」ですが、ニキビ=脂性肌 という考えは間違っているようです。
水分不足なので肌が油分を過剰分泌していて、悪循環です。

いわゆる混合肌

混合肌ともいいますよね。混合肌はまず、乾燥肌と考えるべきでは?とも思います。
乾燥肌を直さないと、ニキビスパイラルは止まらない、ということです。

化粧水パッティングやパックはもうやめよう

化粧水パッティングで毛穴を縮めてニキビを防ぐというのがありますね。
くれこもよくやってました。

ところが、パッティングでは毛穴は引き締まるかも、怪しいそうです。

仮に引き締まったにしても、パッティング過程での負荷が肌には大きすぎます。

角質層乱れ型の乾燥肌ニキビには最悪です。

さきほども書きましたが、摩擦がひどすぎる上に、壊れた角質にいくら化粧水をたたきこんでも蒸発するだけで無駄です。

保水機能が衰えていますのでいくら補ってもだめなんですね。

じゃあどうすりゃいいんや、ということになります。

クリームで保湿がベター

乾燥肌にはクリームを塗りましょう。

クリームなんてニキビ肌には敵、という考えもありますが、どうも逆のようです。
自分の肌にあえばニベアだろうとワセリンだろうと、どんなクリームでも問題ありません。

超乾燥肌の私がおすすめするクリームはユーセリンです。
濃厚な乾燥肌向けのクリームです。

いわゆる「こっくり」系です。

500ml入ってこの価格。全身使えてコスパ良すぎです。
Amazonではレビューが12,000件超です。クリーム難民の方はレビューだけでも見てみましょう。

ちなみにくれみすとはiherbでも購入しています。12ドル程度購入可能で、amazonよりは安いです。

ただし、iherbは国外通販なので、送料もありますし、在庫切れも多いです。

まずはAmazonで試してもいいんではないかと思います。

コスメブランドやメーカー側の目的を考える

コスメにお金をかけるとキリがありませんよね。
万/月とかザラですね。ほとんど水ですから、コスメブランドやメーカーが儲かるはずですね。
ドラッグストアに行くと、見た目もきれいな化粧品がずらり。
素敵なパッケージデザインで、「家に並べて~」と思うかもしれませんね。
メーカーはシリーズ使いやライン使いを推奨しますよね、あれ完全に危険です。

というのも、彼らの目的はこんな感じです。

  • バンバン洗ってもらう(メイク落としや洗顔料が売れる)
  • じゃんじゃん保湿してもらう(化粧水や美容液が売れる)

わざわざ落とさせて、補わせようという作戦です。
目の周り用とか口周り用とか、とにかく買わせるよう仕向けています。

コスパだけの問題ではない危険性

この戦略に乗っかてしまうと、お金がかかるだけではなく、かえって肌荒れが悪化します。
余計な水分油分取りすぎる上に、取った分の保湿しなくてはならないので、
肌に摩擦などの負担を強いる結果になります。

騙されていたら肌は治らないかも、と思ったほうが良いかもしれません。

ちなみにくれこはさんざん騙されたので。

【女優肌ブランド、メーカーの宣伝
美肌の女優さんに憧れますね。わかります。
私も若かりし頃、SK-Ⅱとか買いましたよ。しみすぎて使えませんでしたけど。

でも我々超乾燥肌ニキビ肌はそんなことを言っている場合ではないのです。
まずは正常に戻すことが必須です。

高額化粧品の原価の90%は広告費と言われていました。広告費が高い、ということは、原価は低いということです。

一般的なものでも、その原価率は低いものです。

化粧品の原価は20%以下

化粧品の原価は安いよ、という話


女湯の肌は別モノ

女優さんは日々のケア、食事制限、エステなどの高額なケアを取り入れて維持しています。

一般人でかつ肌弱い人はまずたどり着けませんので、目標にすること自体が不可能でしょう。

そんなことよりまずは肌を正常に戻すことが先決です。

肌が本来の強さを取り戻したら、いつか女優のような美肌を目指せたらいいですね。

超乾燥肌ニキビ肌のスキンケア

超乾燥肌でニキビ肌だったくれこのオススメなスキンケアを記載します。

  • メイクがやめられない場合は、まず化粧落としを見直す。
    オイル系メイク落としは使わない、クリーム系、ジェル系にする。
    できるだけライトなメイクに。オイルがもし肌に合う場合はナチュラルなアーモンドオイルなどを利用する。
  • ダブル洗顔は可能な限りしない。
  • あまり水ですすがない。気持ちが悪い場合はウェットテイッシュなどで優しくふきとる。
    拭き取るときはクリームなど塗ってから負担をへらすとなお良い。
  • タオルは極力使わない。ふかずにすぐクリーム等を塗り、自然乾燥に近い形を取る。
  • 化粧水シートパックはしない。(角質ふやけて弱まるため)
    どうしてもしたいときは短時間即クリームを塗る。
  • はがすパックは死んでも使わない。(角質が確実に死にます)

お助けアイテム「ドルマイシン軟膏」

どうしてもニキビができてしまったらこれを使いましょう。
夜付けて寝ると朝には膿んだニキビも随分落ち着きます。
コツは「たくさん塗る」ことです。

ニキビが隠れるほど塗り、痛いときは優しく絆創膏を貼りましょう。


ドルマイシン軟膏について記事
https://www.iroiroarimasuga.com/2019/04/01/post-188/


とにかく、出来てしまったら、触らない、顔も極力洗わないが良い。

そしてドルマイシン軟膏をたっぷり塗って、寝てください。

化膿してしまって、ニキビが痛いときは、バンドエイドをふんわり貼るのもいいです。

翌朝は驚くほど良くなっています。

まとめます

超乾燥肌ニキビ肌向けスキンケアを経験則からご紹介しました。

一般で言われているスキンケアとは全く違うと思います。そしてこの方法はツルスベ肌を目指すものではありません。

もともとニキビがひどかった私は、ツルスベお肌には戻れません。

跡がありますし、ケミカルピーリングくらいしなくては再生しないと思います。

ニキビスパイラルが終わった

でもあのニキビスパイラルが無くなり、安定した日々を送っています。

個人的には「戦いに勝った」という見解です。

乾燥肌ニキビNGスキンケア

最後に乾燥肌ニキビのNGスキンケアをまとめておきます。
「これはやめておけ」リストです。

  • 洗いすぎないようにしましょう
  • ダブル洗顔は控えましょう
  • 肌質上、化粧水で保湿はムリと諦めましょう
  • 化粧水パッティング、パックはやめましょう
  • 自分に合うクリーム以外は使わない
  • 剥がすパックは厳禁、存在自体忘れましょう

同じ悩みを持つ方のご参考になればこれ幸いです。

最後までお読み頂きありがとうございました。

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