料理が苦手な人向けキッチングッズ

今回はキッチングッズについてのお話しです。
料理やお片付けが苦手な私のような人向け記事です。

料理はきらいじゃない、でもできたら作りたくない

料理は決してきらいじゃないんです。
総合的に「苦手」なんですね。

許されるなら毎日外食したいと思います。
エンゲル係数を恐れないくらい料理は苦手です。
ですがコロナ禍で外食不可という日が増え、家で料理をするしかない日もありましたし、
最近はこどもたちが「家で食べたい!」という日が増えました。

外食がいやなんて、どういうことかね、と思いますが、
ただ単にめんどうだったり、家でアニメを見たかったりするようです。

そんなわけで、料理は苦手でも作らなきゃいかん、ということで。

インスタントポットはおすすめできるキッチンアイテム

そんなわたしでも、インスタントポットは助けられたアイテムです。
インスタントポットは家電に位置付けもできるんですが、
とても手軽なので、わたし的にはキッチングッズといってもよいかなと。

料理が苦手でも、ほんとうに買ってよかったグッズです。
料理が苦手だからこそありがたいインスタントポット。

しぶしぶ料理をしながらも、いろいろ探しているうちにインスタントポットというアイテムに出会えました。
インスタントポットについてはいろいろ書いていますので、よかったらどうぞ。

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インスタントポットは「料理は意外とたのしいよ」という気づきを与えてくれました。

料理は調理だけではない問題

ではインスタントポットだけで料理はハッピーになるかというと、そこまで甘くないですわね。

極端な例かもしれませんが、うつ病の人の中には、料理ができなくなってしまう人もいるそうです。

料理には買い物、準備、調理、後片付けまで一連の流れがあります。
この辺の工程を乗り越えられなくなってしまうそうです。

星野概念さん(精神科医など)と考える「なぜ、人は自炊に悩むのか?」

自炊料理家 山口佑加さんのnoteより

全体的に軽くしていかないとラクにすることはできません。
これらをふまえて、「料理が苦手」という自分に気が付きました。

つくるだけ作って、後片づけは誰かがやってくれれば、もっと好きかもしれませんが、
そんな大名みたいなステキなことはありえません。

インスタントポットやステキな調理器具があっても、片付けやその周りが不便だったり手間がかかると
料理苦手感はさらに拡大します。

もっと楽しくラクに料理をするために。

試行錯誤の中、キッチンワークをラクにしてくれるグッズに出会うことができました。
今回の記事はこんな方にお読みいただきたいです。

  • 料理が苦手だ
  • そして片付けも苦手だ
  • モノを減らしたいと思っている
  • 調理もっとラクにしたい

料理や片付けが好きなら問題ない

料理やお片付けが好きな人は、手間が増えてもツールが増えても抵抗がありません。
それは調理が好きなので、美味しい料理や手間をかけることにを作ることに価値観がある方々です。

そういったキラキラした方の真似すると、料理苦手人間はロクなことになりません。
はい、経験談。

料理が苦手でほどほどでいいや、なんならもっとラクにしたい方も多いと思います。
これからご覧になるアイテムたちはこういった中途半端なお悩みや、
なんかスッキリしないモヤモヤを解決してくれると思います。
いつも料理をするときに「あたりまえ」と思っている手間も意外と解決してくれると思います。

料理苦手な人に使ってほしいアイテム その1 
ビニール手袋

料理は手を使わなきゃできませんので手袋は重要アイテムです。

料理苦手のあるあるですが、手がベタベタするの大嫌い、というやつです。
「お魚とか触れない」
「お肉の油がきらい」
「山芋たべたいけど触るとかゆい」

いろいろあると思います。

この感情がさらなる料理苦手指数を上げていくんです。
そこで直接触らなきゃいいじゃん、ということで手袋ですね。

掘り下げていきます。

ゴム手袋

1つくらいはゴム手袋ありますよね?
一般的な台所用手袋はこんな感じです。

ド定番アイテムですね。
この定番ゴム手袋も、調理に向かない弱点があります。

ゴム手袋の弱点1 分厚い

掃除するときはこのようなゴム手袋でも良いのですが、調理は細かい作業になるのですごく使いづらいです。
薄手をうたっている商品も多いのですが、どうしても厚い。
指が細かく動かない、と、いらだちすら感じます。

ゴム手袋の弱点2 使い捨てではない

ゴム手袋は、使い捨てじゃないので保管が非常にめんどうです。
使ったら洗い、干し、どこかにしまうのですが、それも面倒ですと、ぶら下げっぱなしということもありますが、
じゃまで見た目も悪く、生活感丸出しといった様子になります。
使い捨ては好きじゃない、という人も多いと思いますが、
なぜ使い捨てが良いか、は次の問題に続きます。

ゴム手袋の弱点3 衛生的でない

ゴム手袋は、さきほどのとおり、使い捨てでないので、衛生的じゃないんです。
前回使ったものを料理に使うという点で、ちょっと不安ありませんか。
手袋をちゃんと洗っても、なんか不安。
毎回殺菌?そんな暇はありませんし、掃除と兼用とはいきません。嫌ですよね。

じゃあ掃除用と料理用の手袋を買うという手もあるかもしれませんが、邪魔ですね。
ゴム手袋どこにしまうのか、かけるためにフックを買おうかなど、考慮する点が意外に多いのです。

掃除には便利ですがよーく考えてみると思考と不安をかきたてるアイテムです。

以上、ゴム手袋は調理に使えない理由でした。

ゴム手袋は料理苦手指数の低下にはちょっとつながりづらそうです。

そこで今度は「ビニール手袋」です。たとえばこの商品。

よく見かけますよね。最近ですとビュッフェスタイルのレストランで山積みされていますね。
この手の使い捨てビニール手袋をいろいろ使ったのですが、一般的なビニール手袋はエンボス加工がしてあり、
手にはめる手間を重視しているものがおおいです。
ファサファサして指にフィットせず、調理に不向きです。

指に余ったビニールを包丁で手袋切ってしまったり。
調理にはある程度指にフィットするものが必要です。
このファサファサ感はきついなあと思い、さらに探し当てたのがこちらです。

調理ビニール手袋に最適アイテム

商品名が「お料理にぴったり手袋」です。
そのまんまですね。
でもお名前通りで、フィットするので調理に向いています。
ビニール手袋もいろいろあるんですが、7円/枚程度でコスパもほどほど良く、バランスが良かったです。

具体的なビニール手袋活用法

ではここからはどう利用するかを具体的にご紹介します。

手を汚さない調理

肉や魚を扱う時に手って汚れますよね。
油が付いたり臭いが付いたりと非常に不快です。一気にテンション落ちます。
できるだけ触りたくないですが、食材触らなければ調理はできません。

まして食材に粉を付ける作業なんて苦行です。

台所専用の石鹸などもありますが、ただで狭いキッチンに置くのは現実的ではありません。
一生懸命に断捨離してモノを減らしたいのに、
狭いキッチンに石鹸を台所に常備するということに地味なストレスを感じます。

そんなときにビニール手袋です。
お魚を掴んでもまったく気持ち悪くありません。

こんな使い方があります。

食材の小分け作業に使う

コストコや業務スーパーにも行き、膨大な食材を買うと「小分け&冷凍」といういやな作業が待ち構えています。
小分けするのに、手を洗っても本当にキレイかな?とか、手が乾かないと地味に不安です。

ビニール手袋さえあればその不安は一撃です。
不安解消効果がバツグンです。
以前は大量食材を買ってきても、すぐ小分けする気力が起きませんでしたが、
ビニール手袋を利用してからは、帰宅後すぐ実行できるようになりました。
人間の不安なんてこんなものなんでしょうかね。

私がビニール手袋に出会ったきっかけは、髪染めのカラー剤ついてくる薄い手袋を見たときでした。

「これで肉、触ってもベタベタしなくていいなあ」

そう思い、早速ネットで検索。
すると沢山その手の商品がわんさかありました。
おお同じ悩みの人がいるのだな、と。

確かにお弁当屋さんとか、そういったところでよく使ってますよね。
一般的なものはサイズが大きく、エンボス加工になっているのはいいんですが、
フィット感が悪いという弱点がありました。
そこで私はこのビニール手袋にたどり着いたんですが、使ってみるとなかなか良い。

コスパを考えても、やっぱりこれが一番良かったように思います。

ですが、このビニール手袋の弱点もお知らせしておきます。

ビニール手袋の弱点1 破れやすい

この手袋は薄手なので、どうしても指先が破れやすくなっています。
特に爪が長めな場合、指先に力を入れてしまうと簡単に穴が開きます。
破れた場合は深追いせず、新しいものを使うのがベターです。

ビニール手袋の弱点 外しづらい

手袋をつけたまま一気に調理作業が終われば良いのですが、そうはいかないことがあります。
なんやかんやで、一度外さないと次の作業ができないのです。
そういった場合はいっそ捨ててしまって、次を使ったほうが良いですが、
もったいないなと思うときは指先をペーパータオルなどでつまんで取ると簡単です。

ビニール手袋すてきな使い道のまとめ

ここで一旦、ビニール手袋のステキな使い方についてまとめておきます。

  • 肉や魚の仕分け調理
  • トイレ掃除
  • 皿洗い
  • 髪染めなど手につけたくない場合

ビニール手袋はこの辺にして、つぎのアイテムの話をします。

料理苦手な人に使ってほしいアイテムその2 
ペーパータオル

ペーパータオルは料理苦手な人の見方です。
飲食店の洗面所に手拭き用に置いてあるのをよく見かけますね。
だいたいあれと同じものをイメージしてください。

たとえばこんなペーパータオルです。

ティッシュペーパーよりは強いので、かなりの活用ができます。

そのまま置いておくのもよいですが、こういったモノを使って吊るすのも便利です。

なぜペーパータオルが便利か、深ぼらせていただきます。

ペーパータオルは調理中、色々と役に立ちます。
手を拭くだけではありません。こんなことに役に立ちます。

濡れたお皿などを拭く

超スタンダードな使い方ですが、濡れたお皿をサッと拭くのにつかいます。
食器棚にしまう前に、濡れているの嫌ですよね。
ペーパータオルがあれば心配なし。乾かす必要もありません。

食材の水切り

野菜を洗って水切りをするときに、ざるで水切りとか、めんどくさすぎて野菜食べる気がなくなるのですが、
ペーパータオルは水切りが簡単で、使い終わったらそのまま捨てることができます。
茹でたパスタの水切りもできます。試してみてください。

調理中の食材の一時置き場に

次の工程を待つ食材の置き場って困りますよね。
料理番組のようにたくさんのお皿を使えればいいのでしょうが、後で片付けることを考えるとそうも行きませんし、置く場所にこまります。
そんなときペーパータオルを1ー2枚でお皿代わりになります。もちろん終わったら捨てられます。

揚げ物の紙皿代わり

揚げ物をした後、油を切るのに便利です。
コピー用紙もつかっていましたが、最近ではこのペーパータオル使っています。
ペーパータオルはしっかりしているので、油にも問題なくつかうことができます。。

揚げ物油の片付けに

揚げ物をした時に油を捨てる時に使えます。
調理中に使ったペーパータオルをどこかにまとめておいて、油が冷めたところに投入します。
すると結構油を吸ってくれるので捨てやすいです。
ちなみにあげ油の再利用は体に悪いということは言われてますの、二次利用はしません。
断捨離視点から言っても揚げ油ポットは邪魔ですしね。

お皿代わりに

ポテトチップスとか、ちょっとしたお菓子を食べたりするときに、
お皿を出すほどでもないな、というときありますよね。

とはいえティッシュペーパーだと少し強度が心配ということもあります。
そんなときにペーパータオルは強度もあるので便利です。
簡易皿になってくれます。
使い終わったらそのまま捨てることができます。

つづいてはペーパータオルの掃除活用についてです。
ペーパータオルはいろいろな掃除にも使えます。

鏡を拭く【超オススメ】

鏡を拭くのに新聞紙を使うという話がありますね。
あれとおなじく、ペーパータオルも鏡をふくのに向いています。

やり方はこんな感じです。
まずはペーパータオルを水で濡らし鏡を軽く拭きます。
そして新しい乾いたペーパータオルで二度拭きします。

驚くほどピカピカになります。洗剤なんて要りません。
簡単なのでいつでもでき、こまめに鏡を拭くようになりました。
きれいな鏡は気持ちが良いものです。

シンク掃除の拭き上げに

ペーパータオルは台所掃除をした時の拭き上げとして使うことができます。
例えばシンクを洗った後、ペーパータオルで拭いてあげるときれい度が変わります。
ガスレンジなどの油の拭き取りにも最適です。

ペーパーはロール型じゃないほうがいい理由

これは個人的に重要なんで、書いておきます。
ロール型のキッチンペーパーは、一見便利ですが、あまり好きではありません。
というのも、使うとき切るのが大変です。
料理中ペーパータオルは、毎回両手を使って切らされているというのがすごくストレスでした。

その点この1枚毎に分かれたペーパータオルはとっても便利です。
でもキッチンペーパーがいいという方はこのようにカットされたキッチンペーパーは、
ロールタイプより使いやすいので、ペーパータオル購入時には参考にしてください。

まとめます

今回は意識低い系?の台所用品の紹介でした。
料理も苦手掃除も嫌い、とにかく家事全般苦手ですが、
インスタントポットをはじめいろいろなアイテムでずいぶん助けてもらっています。

断捨離感覚が料理苦手を救ってくれた

インスタントポットを購入したきっかけは断捨離でした。
なんとなく購入したのが、意外にも大ヒットでした。

当時こんなツイートをしていました。

そんなわけで、インスタントポットのおかげで炊飯器の断捨離に成功しました。

モノを減らすのは料理が苦手な人の気持を軽くしてくれます。

料理苦手だからこそ、できるだけアイテムを「専用にしない」のが良さそうです。

今回ご紹介したビニール手袋もペーパータオルも「専用」でなくても色々使うことができます。
なぜ専用がつらいかというと自己否定につながってしまうからです。

専用品は使えないと自己否定につながる

自己否定というと、かなり大げさかもしれませんが、深掘ります。

専用の商品は、買ったものの全然使ってなかった、なんてこともザラにあります。

「使ってないもの」は大きなストレスを生みます。

使ってないパン焼き器とか代表選手ですよね。
見るたびに、「結局買ったけど、使えてないなわたし」なんて自分を追い詰めることになります。
そうなれば「やっぱり私、料理が苦手だわー」なんて気持ちになり、ますます苦手感が高まります。

その点、専用品でなければどうでしょうか。

「いつも使っているこれが、あれにも使えた!」となれば、前向きになります。
「わたしも思ったよりできるじゃない。」と小さな自己肯定が生まれます。
モノ減らしにつながってきて、だんだん物が減って、気分があがり、料理苦手感が少なくなります。

そんなにうまくいくかな?と思いますか。
くれみすとも最初はそう思っていました。

でも現実にいまは、料理に大して気持ちが楽になりました。
意外と小さなことで、料理苦手指数を下げていくことができました。

インスタントポットと断捨離について書いた記事も、よかったらお読みください。

関連記事 インスタントポットと断捨離

少しずつモノが減ってすっきりとして、苦手なことがラクになる。
料理が苦手、という方に話が届けば嬉しいなと思います。

同じような考えでこんな記事も書いています。
これは台所スポンジを断捨離した話ですが、何を代替えにしたかを書いています。
今回の記事がすこしでも役に立った人にはおすすめ記事です。

関連記事 台所スポンジについて考えてみた【断捨離】

「料理大好き!」な人にはなれなくても、
すこしでも「料理が苦手」というキモチを減らしていけたらいいですね。

ここまでお読みいただきありがとうございました。