インスタントポットで時短

こんにちは、くれみすとです。クレーマーです。

疑問や問題がある商品には必ず販売者に遠慮なく相談するクレーマーです。

くれみすと。アラフィフのワーママ。現在は旦那さんと会社経営をしている。
２０年来のクレーマー。大小あわせて延べ３００件のクレームを企業に実施。
クレーム経験が人生に活かせることを知ってしまった人。
クレーム先業界は地方自治体、銀行、医療、教育、保険、旅館、飲食店、物販、メーカー、サービス業…と多数。
クレーム入門と検定を作るのが目標。

そんな私がノークレームで利用できているインスタントポット。
料理が苦手な私が愛するインスタントポット。

今回は家事という作業で重要な「時短」についてです。
インスタントポット導入が時短につながるのか？
これは導入前にはとっても気になるテーマですね。
インスタントポット時短について、料理苦手な視点から深堀りしたい思います。

まずこの記事でいう、「料理が苦手」の定義を決めておきます。

「苦手」とは

・対処しにくい相手。性分が合わず嫌なこと。
「―な人」「―な投手」
・得意ではないこと。不得手なこと。
「―な作業」
国語辞典オンライン　より

ここでさっそくポイントなんですが、「嫌い」とは違うんですよね。
料理は嫌いじゃないけど得意じゃない、というのがこの記事でいう「料理が苦手」です。

「じゃあ料理が得意って何かね？」についてもとりあえず勝手に定義しますと、
「料理にかける手間と時間が苦じゃない」ということはないでしょうか。

料理に手間暇かけるのが楽しい、という人を「料理が得意」としています。
くれみすとは手間暇かけるのはまっぴらごめんです。
だから「料理が苦手」と判定しています。
手間暇かけるのが苦では無い方は、苦手じゃありませんので、この記事はあまり参考にならないと思います。

ではこの記事を読んでいただきたい方はこんな方です。

インスタントポット購入を検討している
料理が苦手だ（得意じゃない）
台所事情が良くないのも理由だと思っている
結構忙しい生活をしている

もくじ

インスタントポットが時短になるか
並行して料理ができる
加熱の失敗が減る
煮込み料理
焼き物
炊飯
まとめ

インスタントポットが時短になるか

結論　インスタントポット導入＝すなわち時短　にはならない

さっそく残念なお知らせですが、これが結論です。
インスタントポットがあれば、即ち時短、とはなりません。

よほど時間のかかる煮込み料理でしたら即効性はあると思います。
ですが今回は「料理が苦手」な人目線で考えますと、苦手な人が、そんな手の混んだ料理作るでしょうか？
私は月に一回も作りません。

たまーに気が向いた日だけ、凝った（つもりの）ものを作っています。

インスタントポットに期待できる明確な時短作業は

煮る
米を炊く

この２つです。あとは時短にはなりません。

根菜を煮る、肉を煮込む。米を炊く。
これは時短になります。そして調理頻度も高いので、トータルも時短になります。
それには慣れも必要ですが、気になる方は関連記事もどうぞ。

インスタントポットで手羽大根を煮よ
 インスタントポットで炊飯

この２つをあまりしない方は時短は見込めません。

並行して料理ができる

時短という意味では、インスタントポットは独立した家電なので、電子レンジの役割に似ています。
コンロを使わずに調理することができますので、
例えば２口のガス台を使いながら並行してかんたんな料理とかはできます。
単品の料理が時短になるというよりはコンロが一つ増えた、そんな効果が見込めます。
電子レンジを使い倒すのと同じ効果が見込めます。

加熱の失敗が減る

インスタントポットでは加熱の失敗が劇的に減ります。

ガスコンロで調理をしてると加熱が足らないときありませんか？
「火が通ってないわ。硬いわ、生だわ。」という、落胆するあれです。
料理が苦手な人はこの手の失敗が多いです。

ところがインスタントポットでは素材によって起こりがちな、生煮え問題を回避することができます。
圧力を使いますから、お鍋でコトコトみたいに加熱にムラは出ません。
根菜、お肉などが代表的ですが、とくに鶏肉や大根はガスだけですとそのリスクが高めです。
これは料理が苦手な人向けのメリットではないでしょうか？
そういった失敗を確実に減らすことができるので、全体的な時短は見込めます。

煮込み料理は時短できる

煮込み料理は、圧力調理ではかなり効果が見込めるジャンルです。
インスタントポットを買ってこれをやらない人はいないと思います。
圧力調理によって煮物やシチューなどは食材に味が染み込ませるのは時短が可能です。
肉じゃが作ったけど味が染み込まずに、翌日まで放置とか、そういう残念なことはありません。
しっかり味がしみれば、料理は格段に良いものになりますので、
料理苦手でもある程度まともなものを作ることが可能です。

焼き物

インスタントポットにも「ソテー」という焼き物を作る機能があります。
この機能は微妙です。
焦げやすく、あまり使いませんし、フライパンにはかなわないじゃん、と思います。
使い道としては、肉じゃがやシチューなどの煮込み前の炒め作業に適しています。
炒めた後、フライパンから鍋に移す必要がないからです。
洗い物も減らせますが、焦げやすいので注意は必要です。

このあたりが機能はヘルシオとかがいいそうです。
私はインスタントポットを購入する前にヘルシオも検討しましたが、やめました。高いので。

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炊飯

インスタントポット炊飯は時短が可能な調理だと思います。
炊飯器だと、洗米から炊き上がりまでほぼ1時間かかります。
慣れは必要ですが、インスタントポットですと洗米から20分あれば炊き上がります。
インスタントポットは加圧してからタイマーが起動するのですが、必要時間はわずか三分です。
余談ですが、台所が狭いなど事情が悪い場合は、炊飯器をやめてインスタントポットで炊飯をすることをお勧めします。
炊飯って一日一回くらいしかしないのに、専用家電は非常に邪魔です。

まとめます

インスタントポットで時短、という期待だけで購入してしまうと、肩すかしを食らってしまうかもしれません。
即効的な効果は少ないかもしれませんが、トータル色々考えると、時短につなげることが可能です。

数年使ってきてみて思いますが、
料理が苦手、台所事情が悪い、手の込んだ料理は作らない、そんな人にこそインスタントポットはメリットあるのではないのでしょうか。
私はそんな問題解決をしてくれたインスタントポットを見る、ときめきを感じます。
大好きな食洗機と並べて置いて癒やされています。

インスタントポットは調理器具界のレゴ
インスタントポットはレゴみたいに面白い、という話

Amazon のサイバーマンデーではインスタントポットが1万円少々で売っていました。
1万円程度で調理場所が増えて、炊飯もできて、煮込み料理の効率化もできると考えればかなりお得な調理器具だと思います。
日本ではまだまだマニアックなですが、カナダ、アメリカをはじめとする諸外国では爆発的に売れていますので安心です。
インスタントポットにはシリーズがたくさんありますし、サイズもありますので、
まずはAmazonのレビューだけでも参考にしてみたらいかがでしょうか。