インスタントポットの弱点を考える【3年利用してわかったこと4つ】

こんにちは、くれこです。結構なクレーマーです。
購入した製品や利用したサービス、病院でもなんでも問題があれば遠慮なくクレームするくれこです。
そんな中、ノークレームで愛してやまない家電がインスタントポットです。

そんなインスタントポット大好きくれこが、あえて言おう!

「インスタントポットの弱点」をまとめてご報告させていただきます。

インスタントポットを購入を検討しているが周りに持っている人がいない、とか
そんなこんなでインスタントポットのブログをさまよっている、とか
外国製の調理家電なんて得体が知れないとおもっている、とか。

そんな人いませんか。

わかります、わかります、その不安。
漠然とした不安が多いこのインスタントポットという製品ですが、結論は、ほんとに便利です。

とはいえ、後悔がないよう、インスタントポットの購入前にはまずは「弱点」をしってもらいたいです。

弱点を知っても、くれこは3年つかっています。
みなさんもぜひ深堀りしてください。

インスタントポットの弱点

くれこは3年以上インスタントポットを愛用しているんですが、自分的弱点はこんな感じです。

  • 洋モノである
  • 圧力鍋が怖い
  • 炊飯方法が大きく変わる
  • なんだかうさんくさい

それではそれぞれ1つづつ、見てみましょう。

インスタントポットの弱点1 洋モノである

「インスタントポットってはじめてきいた。」って友人知人に言われます。

そうなんです、インスタントポットは洋物家電なので、日本での知名度が低いですね。

そして日本は家電が有名なので、外国家電に興味を持たない人が多いです。

「家電はやっぱり日本でしょ。メイド・イン・ジャパンだね。」

と、いう人多いと思います。

家電といえば日本。昭和の経済成長の象徴です。

パナソニックに日立、三菱、元の東芝などなど、日本には超有名メーカーが存在する中、

「なぜわざわざ洋モノ家電を使う??」と思いますよね。

もちろん日本の超有名メーカーであれば、安心安全ですね。
これはインスタントポットの不安を増幅する点だと思います。

そもそもインスタントポットって、どんな製品なんでしょうか。
そこからお話していきたいと思います。

インスタントポットってなんだ?

じつはカナダ生まれのインスタントポットですが、世界レベルではかなり売れています。

2010年に発売され、初代モデルは北米で販売されて、その台数は2015年までには約300万台を販売しています。
300万台!すごい数ですね。

2017年~2019年の二年間でさらに人気に火が付き、1500万台販売しています。
日本でインスタントポットが発売されはじめたのはこのあたりかと思います。

日本向けの直販の公式サイトもあります。

そしてご存知のかたも多いと思いますが、コストコでもタイミング合えば買えます。

コストコでも買えるということは、地味に安心できる

インスタントポットがコストコで買えるということは有名ですね。
コストコといえば、惣菜ですね。
くれこ的にはシュリンプカクテル一択です。

それはさておき、会員制のコストコに定期的に行く人なら、
インスタントポットを一度くらい見かけたこともあるかもしれません。

コストコで売っているということは、意外と安心なんですよね。

なぜでしょうか。
コストコは会員制なので年間4,000円程度の会費が必要です。
そのかわり、会員へのサポートは結構手厚い対応です。
返品等もかなり受け付けています。
くれこはクレーマーなので、コストコで返品したことあるんです。
ほぼ無条件で返品を受け入れてくれました。

数々のクレームをしてきたクレーマーのくれこですが、コストコは販売した商品にかなり責任持ってくれます。
さすが会員制、という感じです。

そしてコストコは大量仕入れをするため、かなり商品の審査基準が高いそうです。

ですので、コストコで大量にかつ定期的に販売されているインスタントポットは、ネットに転がっている外国製の家電とは違い、安心と考えて良いと思います。

インスタントポットの弱点2 圧力鍋が怖い

これはインスタントポットの弱点、というのには少しズレているかもしれません。
圧力鍋の吹き出す蒸気、怖いですよね。

インスタントポットにかぎらず、圧力鍋には不安をもったり心配をする人もいるかもしれません。
普通の圧力鍋を利用したことがある人は、経験しているだけに怖いかもしれません。
実際にくれこも不安組でした。

というのも、ガスの圧力鍋で暴発させたことがあるので。
くわばらくわばら、二度と圧力鍋なんて使うもんか!と思いましたからね。

ただ、同じ圧力鍋でも、インスタントポットは「電気圧力鍋」なんです。
電気圧力鍋は、ガスの圧力鍋と比較してもかなり安全なんですね。

いまAmazonでもそれはたくさん、いろんな種類が売られています。
日本製もいっぱいありますよ、電気圧力鍋。これはアイリスオーヤマです。

先述の通り、インスタントポットが北米で大ブレイクしたので、日本のメーカーさんもたくさん作っています。

電気圧力鍋は安心なので、日本製でもいいのではないでしょうか。

そんなことより料理が苦手な人にこそ、圧力調理は非常に便利です。

料理の失敗率が格段に下がります。
なぜでしょうか?たとえばこんなことありませんか?

「あと10分待たなきゃいけないのに火を止めてしまう」
「焦って次の工程に進んでしまう」

そうなんですよ、料理苦手班の人は、待てないんですね。
そうなると下のような料理失敗伝説を繰り広げることになります。

  • 大根の味噌汁を作るために薄く切っても火の通りが悪くて硬くてまずい
  • 鶏肉を焼いたが生焼けで中まで火が通っていないので焼き直したらまずい
  • 肉じゃがを作っても味がしみていないのでなんだか美味しくない

料理失敗はこのような加熱不足でおこる問題は多いです。

ひき肉でつくるそぼろも、加熱不足になりやすく、料理苦手班は失敗率高めなんですが、くれこは克服しました。

くれこがどう克服したかの記事→ 料理嫌いのそぼろレシピ

そういうことで、料理が苦手な人ほど明確に加熱できる電気圧力鍋を利用したほうがよい、と強く思います。

ではまぜ、圧力鍋は加熱不足が起こりづらいんでしょうか?
少し圧力鍋の不思議についてお話します。

圧力鍋の不思議

圧力鍋の仕組みは、ざっくりこんな感じです。

気圧の低い富士山の頂上では、90度ほどで水が沸騰してしまうことはよく知られていますよね。
反対に圧力鍋の中は高圧なので、沸点が上昇して110~120度になっています。

chiik.jp より

沸点が上がるので、早く煮えるんですね。わかるようなわからんような感じですが。

鍋の中で温度が上がれば、上がるほど、食材の分子の活動が増えるので、よく煮えます。
普通の鍋ですと、そこまで温度を上げることができないんですね。
というか、圧力鍋考えた人は天才ですね。

むずかしい理屈はさておき、
圧力鍋があれば「ちゃんと調理出来るかしら?」と不安を持たずに、料理ができて安心です。
「加熱は任せて!」というのが圧力鍋です。

じゃあ、ガスの圧力鍋でもいいじゃん、と思いますよね。
ここからは個人差ありますが、くれこのように料理苦手な人は使わないほうがいいです。

なぜガスの圧力鍋はやめたほうがいいのか、その理由

圧力鍋でもガス圧力鍋は避けた方がベターでしょう。

シンプルに、単純に、「危ないから」です。

取り扱いが難しいため、とくにあわてんぼで料理苦手な人には不向きです。

すぐにキッチンの邪魔者となります。
そして大きいので場所を取るだけです。
断捨離目線でも、最低な一品と思います。
余談ですが、絶賛断捨離中です。

台所用品をいかに減らすかの道の記事→ 台所スポンジについて考えてみた【断捨離】

ということで、圧力鍋が怖いという点は、インスタントポットの弱点というよりは、従来の圧力鍋の弱点、ということになりますね。
友人知人と話しても、このあたりごっちゃになっている人多いので書いてみました。

圧力鍋が怖い、という問題は、インスタントポットのような、安全な電気圧力鍋であれば、解決できるのではないかと思います。

インスタントポットの弱点3 炊飯方法が大きく変わる

一家に一台の炊飯器ですが、じつは地味にじゃまですよね。
でもどうせ電気圧力鍋買うなら、炊飯器としても使いたいですよね。

毎日の炊飯のプロセスが変わるのは、インスタントポット大きな弱点といえるかもしれません。

だけど炊飯方法が変わるのは面倒ですよね。

これはほんっとによくあるご意見ですね。
そうです、やっぱり人間、「なれた手順」がいいものです。

ところが炊飯器はせいぜい1日一回、へたしたら数日に1回しか使わないことが多いのです。
稼働率が悪い割には場所を取ります。

とくにキッチンが狭い場合には、炊飯器としても使うことを真剣に考えるはずです。
兼用にするのが効率的だと思います。
ちなみにくれこはコスパよりスペパ(スペース・パフォーマンス)のほうが大事と思っています。
家、せまいので。

インスタントポットで炊飯大丈夫なんでしょうか。

結論、大丈夫です。詳しく説明します。

インスタントポット炊飯でも大丈夫(3年の経験値をもとに)

結論、インスタントポットはお米は炊けます。
しかも炊飯器より味もよく、時短が可能です。

お弁当だから、夜に米を洗って炊飯器に準備する必要はなくなります。
朝おきて、寝ぼけマナコで炊いても間に合うんです。

とくに夏場は夜間に炊飯器での浸水は衛生的にも心配です。
すばやく炊けるインスタントポットなら、朝起きて炊いても間に合います。

変わる炊飯方法

ただ、ここからがインスタントポット炊飯の弱点の深掘りです。
炊飯器とは炊飯方法が変わります。
ボタンひとつかふたつで操作は出来ますが、ですが、その工程が変わります。
どうせ変えるなら工程を簡単にシンプルにしていきましょう。

新しい炊き方に慣れれば簡単です。
具体的にはこんな感じです。

米と水が1対1
加圧時間は低く、短く

こんな感じです。
もっと詳しくは、別記事でインスタントポット炊飯方法を公開しています。

関連記事 【攻略】インスタントポットで炊飯

どんな新しい家電を購入しても、それまでのプロセスが変わるのは仕方ないことですが、
ほんとになれるまでが大変ですよね。

がんばれば家事の時短や効率化につながりますので、ご家族と話してチャレンジしたいですね。
くれこはインスタントポットも大好きですが、食洗機も大好きです。

関連記事 食洗機最高!

インスタントポットの弱点4 なんだかうさんくさい

インスタントポットってうさんくさくない?

先程も少し出てきましたが、インスタントポットへの総評ではないかと思います。

まさに「得体がしれない家電」という状態ですが、日本ではまだまだ少数派で「知る人ぞ知る」感が強いです。
家電に詳しい人にインスタントポットの話をすると、懐疑的な場合もあります。

ここ数年で安価な調理家電が普及しているのでずいぶん変わってきましたが、
安すぎて不安、という人もいました。セレブですね。

そして家電芸人のように家電好きなマニアックな人は、あまり食指が動かない商品のようです。

くれこはインスタントポットが好きなので、どうしてうさんくさいのか考えてみました。

それはインスタントポットは家電というより、ガジェット的なんです。

インスタントポットは家電じゃなくて、ガジェット

ガジェットって使っていますか?
たくさん宣伝されていますよね。
ガジェットって言葉はよく使われていますが、本来の意味は「ちょっと便利な機械装置や気の利いた小道具」などのこと指すそうです。

本来の意味は、ちょっと便利な機械装置や気の利いた小道具などのこと。電子機器ではデジタルカメラ、オーディオプレーヤー、PDA(携帯情報端末)、ゲーム機など携帯できる小物などをさす。

コトバンクより

「便利そうだけど、ほんとうに便利かな?」と思いませんか?
その家電とガジェットの境界線にあるのが、このインスタントポット。

2017年~2019年の二年間で1500万台販売しています。
そして価格は1万円台です。試さないで心配するだけ損ですね。
インスタントポットを買うかどうか悩んでいる時間を無駄にした!

というくれこの自身の経験をもって、強くおすすめしたい体験型商品です。
レビューだけでも読んでみることをおすすめします。

まとめます

極めて主観的な意見となりましたが、インスタントポットの弱点についての見解、
という位置づけで書かせていただきました。

弱点、というより「弱点にみえる」点ということではないでしょうか。

洋モノである
圧力鍋が怖い
炊飯方法が大きく変わる
なんだかうさんくさい

このような、なんとなくあるイメージが、インスタントポットの弱点になっているのではないでしょうか。

さて、インスタントポット、とてもおもしろいです。そして費用対効果が高いです。
スペックとか機能とか、細かい話ではなく、ざっくり言って、持っているだけであなたの料理ライフが変わります。
料理が苦手なインスタントポットファンとして、弱点を知ってチャレンジしてもらえたら、とてもうれしいです。

ちなみに100人に1人程度の地味チャレンジ、がこのブログのテーマなので。
ほかにも地味なチャレンジしていますので、よかったら見てやってください。

関連記事 セルフカットにはまった、その上での「精神論」を語った【アラフィフショート/ボブ】

関連記事 コーヒーエネマに向かない人の3つの特徴はこれ【経験者は語る】

くれこがチャレンジしているものの中にはセルフカットがあります。
セルフカットは、本当に100人に1人くらいです。

コーヒーエネマもチャレンジしていますが、これは1000人に1人くらいかもしれません。

最後までお読み頂きありがとうございました。